卓話


会長挨拶

2013年12月25日(水)

会長 壬生基博君


 2013年最終例会に当たり一言ご挨拶申し上げます。

 7月より会長をお引き受けして半年が経ちました。その間、山内副会長・亀谷幹事はじめ、役員・理事・委員長はじめ皆様に慣れない私を支えて戴き、改めて感謝申し上げます。

 お陰さまで、いろいろなイベントも無事に開催されました。創立記念例会兼家族会は寺田悦子さんの華麗なるピアノ演奏があり大勢の方にご参加戴きました。第一回クラブフォーラムも82名の方に出席戴き、会員の皆様がクラブの運営に高い関心をお持ちになっていることが良く分かりました。また、先般のクリスマス家族会もロンドン・アンサンブルの素敵な演奏もあり、恒例の福引抽選会など大変盛り上がりました。いずれにしましても、会員の皆様お一人おひとりのご理解とご協力に改めて御礼申し上げます。

 振り返ると、今年はいろいろなことがありました。特に自然災害については皆様に義捐金をお願いしております伊豆大島の土砂災害。そして、フィリピンを襲った超大型台風は、強風だけでなく津波並の5メートルにも及ぶ高潮が発生しました。改めて、自然の力の大きさと脅威を強く感じました。

 一方で朗報としては、2020年の東京オリンピックの開催決定があります。日本中の人々が喜んだと思われますし、自分も含めて少なくとも2020年までは生きていようと、目標が出来た方も多いのではないかと思っています。そして、アベノミクス効果もあり、日本人のデフレマインドからの脱却が出来て来ているのではないかと推測しています。実体経済も上向き傾向になってきており、来年は更に期待できるのではないでしょうか。

 今年は丁度1300年の歴史がある伊勢神宮の20年に一度のご遷宮が行われた年でした。来年5月には鷹司伊勢神宮大宮司の卓話が予定されていますが、綿々とつながっている日本の歴史と文化の重みを強く感じた次第です。

 「富士山」のユネスコ世界遺産登録や「和食」の無形文化遺産登録も決まりました。先般の近藤元文化庁長官の卓話にありましたが、「富士山は信仰の対象と芸術の源泉」として登録されました。日本人の自然に対する畏敬から生れる、信仰の対象だけでなく、日本人の持つ自然観が、文化・芸術の根底に流れる精神として、評価されたのではないかと思います。そして、「和食は日本人の伝統的な食文化」ということで登録されました。単なる和食というよりは、日本人の食にまつわる営みについての文化的価値が、世界から認められたことだと思います。改めて、日本人としても、日本の文化を見直す良い機会になって欲しいと願っています。

 来年も日本にとって良いことが沢山ありますように、また、皆様方にとっても、幸多い年でありますよう祈っております。

 簡単ではございますが、本年最後の例会のご挨拶とさせて戴きます。

                     ※2013年12月25日の例会の卓話です