沿革


人口呼吸器寄贈式報告

2021年11月

人工呼吸器寄贈式報告

 11月5日(金)に小島会長と濱口直前会長は沖縄県立宮古病院を訪問し、延期となっていた人工呼吸器の寄贈式に出席されました。

 当日は沖縄分区の松島寛行ガバナー補佐、宮古島RCの宮里敏彦会長、上地克幸直前会長、下地充直前幹事も同席され、宮古病院からは本永英治院長、岸本信三副院長、里見悟美副院長、岸本直美事務部長がご出席されました。

 寄贈式で小島会長は、寄贈が濱口直前会長の下で決まったことや、伊藤病院が協力し、琉球大学の推薦で県立宮古病院が選ばれたことなどを紹介し「報道では宮古島市は感染ゼロが続いていると聞いている。このまま続くよう願っている」と挨拶されました。

 続いて濱口直前会長より目録と当クラブのバナーが手渡されました。
 本永院長はロータリーの活動内容について、大学時代の学長に「医者には高い倫理が求められることを決して忘れるな」と言われたことを思い出したとし、「皆さんの奉仕の精神に感銘している。私たちも利他の精神を持ち皆で助け合いながら邁進して行く」と述べられました。

 1月から2月にかけての新型コロナウイルス感染第3波時、病院は逼迫し、職員も患者も逃げ場のないほど追い込まれたということです。本永院長は寄贈が決まった知らせを聞いた時、言いようもないほどうれしい気持ちになったと振り返られました。

 以前、重症患者はヘリ搬送していたとのことですが、「人工呼吸器のおかげでヘリ搬送せずに病院内で治療し、いまは元気に回復している」とのことです。

 人工呼吸器は5月31日より使用を開始し、「第4波、そして世界最悪の感染地とも報じられた第5波で大変役に立ち、乗り越えることができた」と述べられ、今回の寄贈に対し重ねて感謝を示されました。小島会長、濱口直前会長には病院から感謝状が贈呈されました。

 贈呈式の模様は、地元新聞の他、NHK沖縄放送、沖縄テレビ放送、RBC琉球放送のニュースで報道されました。