沿革


東京ロータリークラブ創立70周年記念例会兼祝賀会 

1990−1991

 日本は,昨年度の湾岸戦争を契機として、世界の中での在り方を考えねばならない年となった。世界で1,2を争う経済大国となった今,多くの歴史に学んで衰亡への途を歩まぬ努力が必要なときでもある。

 1990年度は当クラブの創立70周年の年である。1990年10月17日(水)帝国ホテル富士の間で開催された創立70周年記念例会兼家族会では、諸戸精文委員長の挨拶,湯浅恭三元RI副会長の乾杯の後、活動写真「東京RCの記録」が上映された。この映画は,昭和8年,東京市で開かれた「ロータリー第70区第5回年次大会」の全日程(4月29日〜5月1日)を記録したものである。当時の東京市の様子や、ファッション,自動車文化などを,かいま見ることがてきる貴重な内容であった。プログラムは豊田喜代美さんのソプラノ独唱の後、国分章一親睦活動委員長の挨拶で締めくくられ、盛大で印象に残る記念例会兼創立70周年家族会であった。当日の会場には会員家族の絵画や写真などの作品が展示され華を添えた。関連事業として,創立70周年記念史の発行とともに,野口彦太郎会員のデザインにより新しいバナーが製作された。

 事務局にも,いくつかの動きがある。一つは,45年間勤続された綱島信子さんが事務局長を退職され,高橋千枝子さんに交代した。また,事務局就業規定が作成され,1990年7月より適用された。また,事務局が丸ビル8階から6階に移動した。