沿革


東北すくすくプロジェクト チャイルドケアハウス贈呈式

2011-2012

東北すくすくプロジェクト チャイルドケアハウス贈呈式

東京ロータリークラブは東日本大震災で被災した母子の支援を「東京ロータリークラブ・東北すくすくプロジェクト」と名付け、昨年から陸前高田市に「チャイルドケアハウス」を建設中でしたが、1月28日に竣工し、2月4日(土)に贈呈式を行い、戸羽太・陸前高田市長と、お母さん・子どもたちに引き渡しをすることが出来ました。



一ノ関駅で新幹線を下車、大型バスで陸前高田市内に入った時には空から雪がチラつき、海岸に残されたあの松の木が一本だけ寂しそうに立っているのが印象的でした。津波で壊滅的な被害を受けた旧市街にはまだ瓦礫が多く残り大型クレーンがあちこちで見られました。

そうした中で、ロータリークラブは今回もいい仕事をしたな、と感じたのは地元の皆様からは大歓迎で迎えられた時でした。式典に出席した幼い子どもたちから折り紙で手作りした可愛い花束を一人一人に手渡され、弦間会長と戸羽市長を囲んで全員で「ふるさと」を合唱するなど予想以上の盛り上がりでした。



お陰様で取材陣も数多く詰めかけ、中央紙−朝日、日経、産経、地元紙−河北新報、岩手日報、東海新報社、テレビ−NHK、岩手朝日テレビなど会場が狭く感じるほどの賑わいです。 チャレンジ100委員会のメンバーによるプロジェクトの企画、式典の運営、東京ローターアクトクラブの現地における協力など事務局を含めクラブ一体となった活動の成果に外なりません。

母親やお子さんへの支援を行うことは短期的には復興の意欲を、中期的には消費を、長期的には復興の人材を育てる重要な課題であると考えています。東京ロータリークラブでは被災地における母子の支援を創立100周年に向けて、今後も10年間にわたって被災各地に対する支援を積極的に行ってまいります。皆様の一層のご支援ご協力をお願いいたします。