沿革


東北すくすくプロジェクト
気仙沼すくすくハウス開設 グローバル補助金から20万ドル

2014-2015

 東京ロータリークラブは、宮城県気仙沼市内に新たな子育て支援施設「気仙沼すくすくハウス」を立ち上げ、4月17日(金)午後に地元の関係者や施設を利用する母と子が集まって開所式を行い、当クラブから加藤会長はじめ会員14名が参加しました。

 東京RC100周年に向けた10年継続事業「東北すくすくプロジェクト」の現地視察ツアーは今回で4回目。岩手県陸前高田市のチャイルドケアハウス「あゆっこ」に次ぐ2番目の施設となりました。

 今回の施設はロータリー財団のグローバル補助金を活用するため、アメリカ、ドイツ、韓国のクラブや地域の協力を得て、総額20万ドルの費用を掛けて空き家の2階部分を改装して完成しました。これは国内におけるグローバル補助金では、初の大型プロジェクトとなりました。

 開所式では、加藤会長より気仙沼RCの熊谷伸一会長に記念プレートを贈り、アメリカのアードモアRCからお祝いに届いた写真とバナーをお渡ししました。

         



 気仙沼市の川名一彦副市長からお礼の挨拶を頂き、お母さんからも「市内の施設は津波で全部流されてしまい、親も子も喜んでいます。有難うございます」と、喜びのスピーチをいただきました。


気仙沼すくすくハウスにて


 会員一行は開所式を前に「あゆっこ」で開かれた子供達との交換会に立ち寄り、両施設が笑顔のママに囲まれて子供達がのびのびと走り回る場になっていることを確認しました。

 チャレンジ100委員会では、続けて石巻市に拠点を広げ、今後「東北すくすくネットワーク」の構築を目指しています。


陸前高田「あゆっこ」にて