ガバナー公式訪問
2025年7月23日(水)
国際ロータリー第2580地区
ガバナー 中川雅雄氏(東京浅草RC)
私は東京RCとは深い関係があります。本年度・東京RCの柏原孫左衛門会長が地区職業奉仕委員の時に、私は副委員長で、委員長が現・中央区長である山本泰人さんでした。また私が地区職業奉仕委員長の時に、柏原さんに副委員長を、伊藤公一先生 にも委員をやっていただき、大変感謝しております。
私は1995年5月に入会し、ロータリー歴は30年です。東京JCを卒業してすぐにロータリーに入りました。職業分類は祭り用品販売で、屋号は浅草中屋、北海道から九州まで、袢天など神輿の担ぎ手の衣装を扱っています。今年から始まり2030年まで続く伊勢神宮の第63回式年遷宮という大きな事業があり、ご神木やお白石を運ぶ際の衣装も扱います。
もう1つ、皆様には多分4年、5年に一回、お会いしていると思います。大晦日恒例の『紅白歌合戦』の後に放映される『ゆく年、くる年』で、浅草寺境内をバックにアナウンサーたちが話しているシーンは弊社屋上がスタジオになっています。昨年は嬉しいことに、CNNの『新年の世界の顔』に弊社屋上から実況放送がされました。弊社ホームページで毎日ライブ中継をしていますので、ご覧になっていただければ幸いです。
さて、東京RCの水野パストカバーをはじめ、今年お世話になっているのが地区ラーニング委員会サブファシリテーターの松岡昇さんです。非常に論理的で、ガバナーたちを叱咤激励していただいていますし、今回、青少年交換委員長に鈴木喜雄さん も出していただき、大変感謝しています。東京RCの皆さんのお陰で地区もできていると思っていますので、柏原会長、堀幹事、よろしくお願いいたします。
柏原さんにおいては、昨年9月のプレペッツ、12月クラブ調査用紙の提出、今年1月末のクラブ会長のGPM会合があり、3月の会長エレクトトレーニング、4月の地区研修協議会と数多くの研修会を経て、いよいよ本番を迎えます。健康に注意しながら元気あるクラブを共に作りましょう。
今回、私がガバナーになる時に名刺を作り替えました。先ほど交換した名刺をご覧下さい。公共イメージを意識してガバナー月信と同じロゴを使い、裏面には地区の大きな目標やQRコードを掲載し、地区のホームページとの連携を意識しています。皆様のロータリー用の名刺も、裏面は英語の表記が多いと思いますが、1つの考え方として、クラブの紹介や入会案内など上手な活用法を考えてみて下さい。
さて、前年度6月8日に、RI会長エレクトが突然の辞任をしました。2月の国際協議会で発表された2025-26年度のメッセージ「UNITE FOR GOOD」「よいことのために手を取りあおう」はそのまま継承され、一安心しました。今回、RI理事会から指名されたのがフランチェスコ・アレッツォ氏です。このメッセージはとても意義深いメッセージだと思っています。政治や地理、イデオロギーの分断が進む世界情勢の中で、ロータリー会員に対して「結束」を呼びかける意味合いがあると思っています。なお、アレッツォ新会長は矯正歯科医として個人の診療所を構えており、イタリア、ヨーロッパ、アメリカの矯正歯科協会のメンバーとして国際的に活躍しています。
地区の目的は「クラブをより強化して支援すること」です。それを具体的にしたのが地区行動計画です。2025年から5カ年の計画です。これは私が勝手に作ったわけではなく、嶋村ガバナー年度の地区大会で決議され、吉田雅俊パストガバナーを委員長とした地区行動計画推進委員会ができました。そして栃木ガバナー年度の地区大会で決議され、昨年の石川ガバナー年度の時を準備段階として、いよいよ本年度からスタートしました。
地区の行動計画は、�機ゲ罎�地区の中期ビジョン、�供ダ鑪�的優先事項の2つで構成されています。
行動計画は、地区はクラブを支援する組織であり、Zoomなどのデジタル技術をより活用して効率的に運営しようということです。もう1つ、クラブの負担を軽減するため、さまざまな取り組みを行います。具体的にはZoomによる会議の多用、クラブ会長エレクト研修セミナー、地区チーム研修セミナー、地区研修協議会などの時間を短縮し、出席者も限定して行います。
本年度の地区の大きな目標は下記になります。
1.クラブをもっと元気にしよう 例会を楽しくしよう
2.地域社会に役立つ活動をしよう
3.デジタルをうまく役立てよう
+ONE よい事はマネしよう
ロータリーの基本理念として、「ロータリーの目的」「四つのテスト」「ロータリーのビジョン声明」「行動計画(4つの優先事項)」「中核的価値観」「DEI」があります。我々ロータリアンの人間性を高め、仕事生活に高潔性を持って行動することが大前提です。職業奉仕の重要性がここにあります。例えば4つのテストの言行は、ロータリアンにとって非常に馴染みがある言葉ですが、今一度、原点に立ち返り「ロータリー活動における職業奉仕の歴史的意義」を考えようではありませんか。
大きな目標の一番目は「クラブをもっと元気にしよう 例会を楽しくしよう」です。クラブ・リーダーのやる気をアップさせて、クラブの運営や奉仕活動の継続性を図ることが重要です。RIが言うように、役員年度を超えた連携が必要です。
具体的には卓話者リストのブラッシュアップと活用推進を地区で進めます。例会を楽しくするには卓話者がポイントで、ロータリアンこそ一番の卓話者です。東京RCの卓話者リストには素晴らしい方が掲載されていますので、いろいろなクラブからお話があると思いますので、ご協力をよろしくお願いします。それに加えて、ローターアクトと元青少年交換学生、いわゆるローテックスを卓話に呼びましょう。若い人の生の声を聞き、視野を広げましょう。
また、クラブを元気にする源が会員増強です。新入会員が入ればもっと例会の雰囲気は変わります。人材が豊富になり、クラブ財政が良くなり、事業はボリュームアップします。皆さん、会員増強しましょう。2580地区では、戦略的オープン例会の開催、クラブ独自の会員種の拡大、衛星クラブの設立、の3つを提唱しています。
ガバナー月信8月号に「進化するオープン例会」というタイトルで、会員候補者に例会に出席してもらう時にどのようにすれば効率的にメンバーが入るかという原稿を書きました。『ロータリーの友』8月号にも、パストガバナーの若林英博会員による「戦略的オープン例会の10のヒント」という記事が掲載されていますので、ともに読んでいただければ幸いです。
戦略的オープン例会は、従来の五月雨式に新入会員を集める方法ではなく、日時を決めて複数の入会候補者を一度に招くやり方です。重要なのは入念な前準備、例会当日、それから後日の礼状送付などのメンテナンスになります。詳細なノウハウは地区ホームページに記載しています。
独自の会員種については、東京麹町RCではシニア会員、ジュニア会員を作っていますし、我が浅草RCもシニア会員、家族会員があります。東京向島RCでは海外WEB会員があり、海外駐在しているメンバーにハイブリッドで参加してもらっています。東京お茶の水RCにもWEB会員がいます。今さまざまなクラブがチャレンジをしています。
衛星クラブの設立は、当地区73クラブ中13クラブがスポンサーをし、全国34地区中でトップです。8人で衛星クラブはできますし、申請も簡単です。
会員増強に並び重要なのが退会防止です。例会を連続して3回休んだら危険な兆候です。会長自らが電話をし、直接会いに行くのが1つの方法と思います。私自身、会長の時に、クラブのためにどれだけ尽力しても、それが届かなかったという無念さを非常に感じました。
大きな目標の2番目は「地域社会に役立つ活動をしよう」。小さな奉仕活動が全国に広がり大きなうねりになったものがたくさんあります。ロータリーには日本を変える可能性があり、奉仕活動の重要性はここにあります。地区サイトに奉仕活動をまとめたページがありますので、参考にしていただければと思います。来年5月にクラブ活性化ワークショップとして、奉仕プロジェクト報告会を開きます。
大きな目標の最後は「デジタルをうまく役立てよう」です。タブレット1台あればそれが可能です。バーチャルで例会を配信でき、クラブの帰属意識を高め、退会防止にもつながるのではないでしょうか。
そして、セキュリティも重要です。なお、10月14日にWindows10のサポートが切れますので、事務局のPCについても入れ替え等の準備が必要だと思われます。
また、個人情報保護やハラスメントの考え方も大きく変化しています。個人情報やハラスメントについては、常にアップデートしていきましょう。
私自身が肝に銘じていることは、+ONEとして挙げた「よい事はマネしよう」です。一からの創造よりも成功事例の研究がより良いものを作れると私は確信しています。成功事例を学び、パターン化して良いものはマネしましょう。
クラブ会長のやる気が一番重要です。会長、会長エレクト、会長ノミニーの皆さん、クラブ・リーダーの皆さん、クラブの将来をよく考えてみてください。
地区大会は来年2月26日(木)を予定しています。懇親会では会場のニューオータニに御神輿を出す予定ですので、楽しみに参加をしていただければと思います。台湾の台北で行われる国際大会は、6月14日(日)にガバナーナイトを丸山大飯店で開催する予定ですので、こちらもご参加をよろしくお願いいたします。
楽しく意義がある、そして記憶に残る1年にしましょう。
※2025年7月23日(水)の卓話をクラブ会報委員が纏めたものです