卓話


会長挨拶

2025年10月22日(水)

東京ロータリークラブ
会長 柏原孫左衛門君


 本日は東京ロータリークラブ創立105周年記念例会兼家族会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。

 東京ロータリークラブは1920年10月20日に設立されました。初代会長は米山梅吉氏、幹事は福島喜三次氏です。設立の3年後の1923年9月1日に関東大震災が発生しました。この時、東京ロータリークラブは創立後間もない組織でしたが、アメリカなど世界各地のロータリークラブから義援金や救援物資を受け入れ、このうち義援金は8万9千円あまり、現在の貨幣価値にすると3億円にも上るものでしたが、この義援金を活用して、「ロータリーの家」という孤児院を建設し、また多くの小学校に教科書や備品を寄贈しました。

 このようにして東京ロータリークラブの本格的な社会奉仕活動が始まったと言われています。その後の東京ロータリークラブは、国内外での自然災害に対して、会員から募った寄付を義援金として送る活動を続けています。今年度ではミャンマー地震支援金を送りました。

 さて、東京ロータリークラブの2025年度年間テーマは、「温故知新 歴史の知恵に学ぶ」、英文では“learning from the past”とさせて頂きました。不確実な現代にこそ歴史の知恵に学ぶ必要があると考えます。1920年より100年以上続く当クラブの歴史の知恵に学び、現代に対する洞察を深め、更なるクラブの活性化を目指しています。

 初めての家族会は、1924年11月に開催された孤児院「ロータリーの家」の献納式になります。ロータリー活動の大きな柱は会員相互の親睦であり、300名を超える大所帯の東京RCでは、例会での親睦を補う親睦の機会の一つが家族会になります。さらに親睦を深めるために、家族会などの各種親睦の会に参加して頂ければ幸いです。

 本日は、吉兆さんと帝国ホテルさんによります美味しい和洋折衷の特別料理、そして鈴木信吉会員にご紹介頂きました、五十嵐紅さんと倉冨亮太さんの「クラシックギター&ヴァイオリンデュオコンサート」の演奏です。どうかゆっくりお楽しみ下さい。