卓話


行動するローターアクト〜挑戦中〜 

3月9日(水)の例会卓話をクラブ会報委員が纏めたものです。

東京ローターアクト 会長
小島久美子さん 

第4046回例会 

 「ローターアクト」という名称はロータリーとアクションを合わせた造語です。構成するのは、18〜30歳までの青年男女で、学生と社会人を含む幅広い背景の方々の交流の場となっています。世界150カ国以上に7600以上のクラブがあり、会員数は17万人を超えます。日本でも420クラブ以上、約7千人の会員が活躍しています。

 ローターアクトクラブの活動の柱は、\賁臙亮嘘発プロジェクト、⊆匆駟仕プロジェクト、指導能力開発プロジェクトの3本です。基本的には全てを網羅するように努めていますが、各クラブによって重視する活動が異なっているのが実際です。東京ローターアクトクラブ(以下略称:東京RAC)では、\賁臙亮嘘発プロジェクトを中心に活動しており、具体的には東京RCのメンバーの方にお願いして、卓話形式の例会にて貴重なお話を伺っています。

 東京RACは1973年3月28日に帝国ホテルにて創立され、32周年を迎えます。名倉様が初代青少年委員長を務められ、ローターアクト設立にご尽力されました。この頃の日本には、奉仕やボランティアという意識がまだまだ根付いておらず、社会奉仕活動を理想に掲げるローターアクトへの参加を呼びかけることに大変苦労されたそうです。

東京RACは各界でご活躍の方を多数輩出しており、現在東京RCの会員である五十嵐様、柏原様、木村様も東京RACのOBでいらっしゃいます。
 今年度東京RACは、パイオニア精神(開拓精神)∞というクラブテーマを掲げています。ロータリアンの方々からお話を伺うことはもちろん貴重な体験ですが、自分達で、もっと主体的に率先して行動しようという決意をこめました。

 現在毎月2回以上の活動をしており、内1回は第3土曜日の午後6時から千代田区神田の学士会館にロータリアンや知識人をお招きして、卓話形式の例会を行っています。

 現在のメンバーは27名ですが、40人以上の登録があった時代、1年以上も例会が行われなかった苦難の時代、2年前の毎回例会参加者が4人という時代を経て、現在再度活気付いてきていることを嬉しく思っています。また父や祖父がロータリアンであることがきっかけで入会したメンバーも多く在籍しています。今後もさらなる会員増強を目指していきたいと思っていますので、ロータリアンの皆様にはご協力お願い致します。

 先述のように、私達の活動の中心は専門知識開発プロジェクトで、ロータリアンや知識人をお招きして行う、卓話形式の例会がメインです。東京RCには各界の第一線でご活躍の方が多くいらっしゃるので、このような例会でその方の経験や、ご専門の業界の展望について伺えるのが我々東京RACの最大の魅力だと考えています。20人程の少人数で、質疑応答の機会も頂けるなど、他の講演会とは違って卓話者の方との距離がとても近いのが特徴です。また、例会には必ずロータリアンの方々が参加してくださっており、様々な見地からのご意見は大変勉強になります。

 卓話の後には学士会館から如水会館へと場所を移し、二次会を準備しています。会員制のレストランですが、鈴木様のご好意で毎回使わせていただいています。ここではリラックスした明るい雰囲気の中、うち解けた会話に花を咲かせていただき、アクトとロータリーの皆様との交流をより一層深めることが出来る貴重な場となっています。このような場は私達が普段望んでもなかなか持てるようなものではないので、私達にとってとても良い刺激を得る機会となっています。

 7月の例会では東京RCの青少年委員長を務められている太田様、9月例会では森様、11月は中江様、1月には鹿島様にお話を頂きました。

 社会奉仕プロジェクトはロータリークラブの信条である「超我の奉仕」に由来するものです。ボランティア活動がその一環として行われており、清掃活動やスペシャルオリンピックスの運営にも参加しています。最近では10月例会で恵比寿青年教室に参加し、知的障害のある方達との交流を行いました。また、毎年12月にはチャリティークリスマスパーティーを開催し、参加費から得られた収益や頂いた募金を寄付金として使わせて頂いています。昨年度は海外NGOへ、今年度は新潟中越地震の被災者救援のため、新潟ローターアクトクラブを通じて寄付しました。なお、このクリスマスパーティーの際も、毎年多くのロータリアンの方にビンゴゲームの景品のご寄付や、パーティーへの参加、会場の確保などに、協力・応援を頂いており、大変感謝しています。

 指導能力開発活動プロジェクトでは、奉仕活動やクリスマスパーティーの実施といった様々なプロジェクトの実行、そしてその過程で必要なミーティングや広報活動などを通じて、社会における指導者として必要なリーダーシップの向上や、組織の運営、維持に関わるノウハウの習得を目指しています。

 以前も、東京RACでは96年度に、台湾で台北ローターアクトクラブと交流をしたことがありますが、昨年夏にも、こういった活動の一環として、会長の小島が留学生として、ワシントンロータリークラブへ行かせていただきました。
 
 飛行機代から宿泊先まで面倒をみていただき、またロータリーの留学生だからこそ、お連れいただけた場所があり、お会いできた方々がいらっしゃいましたので、とても有意義な経験となりました。ワシントンではワシントンRC会員のテラス様と多田様のお宅にお世話になりました。ワシントンRCの会長の旦那様で、連邦最高裁判所の裁判官の方やケリー前国務次官補やアーミテージ前国務副長官など、じかにお会いすることができました。また、滞在中にワシントンRCの例会に出席し、ご挨拶をさせていただきました。

 東京RACに共通して感じる魅力は、「アクト内の様々な価値観や様々な背景を持った社会人・学生、またロータリークラブから参加してくださる皆様方の豊富な人生経験や知識を通して広い視野を持つことができるようになる」ということです。さらには、日常生活だけでは築くことのできない人と人との繋がりも大切な財産だと思います。このように、ローターアクトは社会生活で必要なコミュニケーション能力を養うために最適な環境といえると思います。

 私たちはこの魅力的なクラブで国際交流、社会貢献、友人作りを精力的に行っていきたいと考えています。国際交流に関しては、東京RCとワシントンRCがツインクラブになったこともあり、是非アクト同士も積極的に交流していきたいと考えています。具体的には、お互いのクラブの意見交換からゆくゆくは例会に参加し合える機会を作ったり、ロータリーの奨学金で日本に留学に来ている留学生たちを例会やボランティアに招待したりしたいと思っています。

 次に、社会貢献としては、さまざまな機関がボランティアを行っているので、まずはそれらの団体のボランティア活動に参加をさせてもらい、その活動を通じて色々な人とのネットワークを作りながら、アクトとしての社会貢献度をさらに高めていけたらと思います。
 
 そして、私達は遊びとけじめのバランスが大切であると思っています。ただ楽しいだけでなく、ただまじめなだけでもなく、その両立が大切だということです。今の段階ではまじめな部分が前面に出てしまっているので、まずはアクト同士がもっと交流する機会を作り、親睦を深めることで、居心地のよい雰囲気を作りたいと思います。以前はアクトでスキーなどに行くこともあったそうです。私達も今後はテニスやボーリングなどイベントを企画して、「知人」から「友人」になれるような交流をしていきたいと考えています。また、楽しいアクト作りの結果、参加したい人が増えることで、活動の幅も奥行きも広がるという相乗効果が生まれることを期待しています。

 東京RACのメンバーは増えつつありますが、もっと多くの方に参加していただき、より活動的なローターアクトクラブにしていきたいと思います。そこで、18〜30歳の知人、ご子息、ご令嬢がいらっしゃいましたら、是非ご紹介くださいますよう、よろしくお願いいたします。実際に例会に参加して、活動内容や雰囲気を肌で感じていただけたらと思います。そして一緒に活動をすることになれば幸いです。又、ロータリアンの皆様にとりましても、メークアップになりますので、是非東京RACの例会にいらして下さい。毎月第3土曜日の18時からですので、水曜のお昼よりもご都合がよろしい方もいらっしゃるのではないでしょうか。例会などで一人でも多くの方にお会いできることを楽しみにしております。

 最後になりますが、今回の発表のためにご協力いただきましたロータリアンの皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。