卓話


会長挨拶
幹事挨拶

6月29日(水)の例会の卓話です。

会長 水野 正人 君
幹事 五十嵐 素一君

第4061回例会

最終例会挨拶

会長 水野正人君

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」の短歌に表現されているように、日本には自然の中に美しく移ろう四季があります。昨年5月大阪で開催されたRI国際会議のホスト側が挙げたテーマは四季でした。 

 昨年7月に会長のお役について以来、美しい四季は巡りもはや最終例会になりました。今、この一年間を振り返って、会員の皆さんにご協力いただいて初めて東京ロータリーが着実に歩を進め、歴史を重ねていることを実感しております。

 今、心にあるのは感謝です。スポーツ産業に携わるものとしてアテネ・オリンピックを始め幾度か海外に赴かねばならない仕事がありましたが、その度にお役を快くお引き受け頂いた諸戸精孝副会長を始め、四つの奉仕部門理事の方々や近藤会計や東京ロータリークラブを運営するために力を尽くして頂いた理事・委員長の皆さんにまず心よりのお礼を申し上げます。また、会長の何倍も知恵と汗を流して全て準備万端整えて頂いた五十嵐素一幹事には本当にお世話になりありがとうございました。

 今年度はRI百周年に当り、グレン・エステス会長は「ロータリーを祝おう」のテーマを掲げられ、小堀啓介2580地区ガバナーの「三気(元気・やる気・根気)でロータリー活動を」の掛け声のもと、特に「ロータリーは知人で構成されるクラブではなく友人で構成されるクラブ」である事を強調され、親睦を深めつつ今年度の活動が推進されました。

 百年前のシカゴは大いなる経済発展の裏で職業倫理の欠如が目立ち、それを憂える青年弁護士ポール・ハリスが3人の友人とロータリーを創設しました。丁度百年後、21世紀初頭エンロンやワールドコムなど不祥事が多発し、企業の社会的責任を徹底させる動きがあります。このRI百周年を期に東京RCとしても四つのテストの再確認を始め、多くの会員のご協力を得て職業倫理の啓発を進めました。

 すべての委員会の積極的な活動で多くの成果が上がりました。19人の新しい会員をお迎えすることが出来ました。会員にご紹介いただいた多方面の方々より大変有益な卓話を頂くことが出来ました。生涯忘れ得ないほど楽しかった竹富島、石垣島を経由して、沖縄の地区大会に臨みました。

 東京RCから始められ今や日本のロータリーの奉仕活動の柱になりつつある対人地雷除去プロジェクトへ協力しました。東京ロータリークリアランドの完成が楽しみです。今年度からスタートした身体を動かすボランティア活動、東京RCを運営するに不可欠な各種コンピュータ・ソフトの入れ替え合理化など多くの委員会、委員の皆さんの献身的な努力で有益な奉仕活動が展開されました。

 又、親睦活動・家族委員会による東京RC創立記念例会兼家族会、クリスマス例会兼家族会、国際奉仕委員会と100周年記念委員会の協力により多数の各国大使・公使をお迎えしたRI創立100周年記念例会兼家族会には、多くのメンバーの皆さんのご協力で「心にしみいるチェロ演奏」や「波乱バンジョー」の演奏など、誠に盛大に楽しいひと時を過ごすことができました。

 一方、地球温暖化も遠因であろうと思われる異常気象で、大きな台風が起こした風害・水害、新潟中越を襲った大規模な地震、スマトラ沖の未曾有の津波などが発生し、社会奉仕委員会、国際奉仕委員会と世界社会奉仕委員会を中心に各種支援をタイムリーに実施致しました。

 今年度はRI百周年と言う事で百周年記念委員会、国際奉仕委員会、双子クラブ委員会、職業奉仕委員会、オン・ツー・シカゴ委員会など関連する委員会が連携を密にしてCSR啓発活動、ワシントンRC子弟交換プログラム、オンツー・シカゴ・プロジェクトなど各種国際活動を進めました。

 一方、RI百周年を記念してペンシルベニア州アードモアRCから頂いた花水木の苗木200本は、東京調布むらさきRCの献身的なご協力で一本も枯らすことなく千代田区外濠公園、日比谷公園、新宿御苑、米山記念館、国際青少年交換でお世話になっている学校やメンバーの皆さんの要望に応じて植樹を完了しました。特に外濠公園にはアードモアRCの暖かい心を伝えるべく「花の心が世界をむすぶ」という故長瀬富郎会員の言葉をきざんだ記念碑を埋め込みました。

 そして6月に会員家族総勢22名がシカゴで開催された百周年国際会議と、それに先立ち双子クラブであるワシントンRCを表敬訪問し交歓を行いました。シカゴでもワシントンRCと一緒に記念パレードを見学し、合同懇親会などの各種行事を行い、「ロータリーを祝おう」というメインテーマを実践いたしました。

 今、思い起こせば本年度も多くの活動を滞りなく完了する事が出来ましたが、これは偏にメンバーの皆さんが「お役を頼まれたら断らない」というロータリーの精神を発揮されてご協力を頂いての事と心より御礼を申し上げご挨拶と致します。

幹事挨拶

幹事 五十嵐素一君

 幹事より一言お礼の言葉を述べさせていただきます。RI百周年の記念すべき年に幹事を仰せつかりましたことは、貴重な経験であり、私にとって生涯忘れられぬ1年になると思います。幹事として不行届きの点も多かった事と存じますが、水野会長、永島、諸戸両副会長、近藤会計、浅野・龍村副幹事、4大奉仕部門ほか理事の皆様、委員長、会員の皆様のご支援のおかげで、何とか無事に最終例会を迎えることができました。皆様本当にありがとうございました。

 さて、本年度の活動を振り返るに当たり最初にご報告申し上げたいことは、8年ぶりに一般会計収支の黒字計上が確定したことです。これは若井パスト会長年度までの理事・役員の皆様と事務局の収支改善の努力、そして会員の皆様に、実に14年振りの会費1万円の値上げにご賛同いただいた事によるものです。改めて、ここに感謝申し上げます。しかし、黒字計上額の本年度着地見込額は3百万円前後ですので、財政安定化のためには次年度も、皆様方にご協力を頂戴する必要があると思われます。

 会員数は、皆様のご努力で19名の新入会員を迎えることができ、期末会員数は3名増の335名の見込みです。5月末日現在の平均年齢は68,37歳、6月27日現在の出席率は73.06%です。

 11月に沖縄で開催された地区大会には126名の会員にご登録いただきました。会員16名とご家族3名の参加者で竹富島の指田パストガバナーが赴任されている診療所を訪ねた際は、指田さんをはじめ地元のロータリアンが大歓迎してくださり、特に石垣RC、那覇RCの皆様と懇親を深めることができ、実り多き沖縄訪問となりました。

 本年度の中央分区IMは「会員減少下における健全財政を如何に創出するか」というテーマで開催され、出席者15名で、113名にご登録いただきました。財政問題で同じ悩みを抱えるクラブが多く、活発な意見交換が行われ、私もパネラーとして参加し、東京RCの財政改善への取組み等について説明いたしました。分区内では、東京RCは財政上の悩みはないだろうとの見方が多かったようなので、当クラブの状況を少しご理解いただけたかと思います。

 アードモアRCより寄贈されたハナミズキの苗木200本は東京調布むらさきRC新井富一会員と富澤貴会員のご努力により、一本も欠けることなく成長し、予定先に無事お届けすることができました。

 また、各委員会、会員のご協力により身体を動かす活動を数多く実施することができました。4月6日の社会奉仕担当のさくら再生計画見学会は、昨日まで三分咲きだった桜が一気に満開に咲き誇こる中行われ、バスの定員を超える盛況ぶりでした。夕刻から三井クラブで開催された親睦活動・家族委員会、空海、茶の湯を楽しむ会合同の夜桜鑑賞とお茶会も77名もの多くの方にご参加いただき、行く春を楽しむことができました。

 ハナミズキの会では、日比谷公園に植えたハナミズキの苗と北の丸公園のハナミズキを見学しました。4月のボランティア活動では、社会奉仕援助先の6つの団体・機関に、多くの会員に分担してご訪問いただき、直接援助金を手渡しいたしました。また、職業奉仕見学会として渋沢栄一資料館見学会、環境保全見学会として東京都金町浄水場見学を実施することができました。

 5月12日〜6月3日まで、双子クラブ委員会の子弟交換プロジェクトにより、ワシントンRCからジュリーさん、ルイーザさんをお迎えしました。帰国当日、「もう帰らなくちゃいけないの、もっと日本にいたかった」という二人の言葉を聞いて、お忙しい中、ご協力頂いた会員と東京ローターアクトの皆様のお気持ちが通じたことを確信いたしました。

 クラブフォーラムは、第一回46名、第二回56名の多くの方にご参加いただきました。CSR、ボランティア活動、クラブの将来に継承すべきこと、をテーマに重要な意見交換をすることができました。

 先週は、シカゴ国際大会に参加させていただきました。会員12名、ご家族10名の方にご参加いただき、双子クラブのワシントンRCの方々と親睦を深めることができました。オンツー・シカゴ舩山委員長には、ご準備にお骨折りをいただき、現地・シカゴでも格別のご配慮をいただき感謝申し上げます。

 親睦活動・家族委員会、国際奉仕委員会、100周年家族委員会のご尽力により、東京RC創立84周年例会兼家族会は201名、例会兼クリスマス家族会261名、RI創立100周年記念例会兼家族会266名と、多くの皆様にご参加いただきました。

 以上申し上げました通り、盛りだくさんの行事を無事に終える事ができました。これも会員の皆様方のご協力と、事務局のスタッフの力や、例会場では帝国ホテルのご担当の方のサポートがあってこそ為しえた事であり、改めて厚くお礼申し上げ、幹事の挨拶とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。