卓話


会長挨拶

2018年12月26日(水)

会長 山本泰人君


 2018年東京ロータリークラブも年末を迎える事となりました。漸く折り返し点ということですが、毎回の例会を緊張の中で迎え、なんとか年末に到達したというのが率直な感想です。

 本年は西日本の集中豪雨、北海道での大地震、さらにはこれまでにない酷暑が我々を襲ったことなど、地球環境の変化による自然災害が多く発生しました。また、米中貿易戦争の深刻化による世界のトレードの縮小、混乱、英国のEU離脱の不透明化、そして世界の株価の混乱や金利の動向など、世界経済は保護主義的な物事の考え方の中で大きな変動をうけた一年でした。

 そうした中で東京ロータリークラブは、理事の方々とコミュニケーションさせていただき、年度方針として100周年を二年後に迎えることを念頭において、全国のロータリアン又世界のロータリアンが、東京が進む1世紀以降のロータリーのあり方を注視するであろう事を念頭に置きました。そして私達としても、その時の指針は必ず後世にとって大切な方向性となる事と認識し、事業計画の骨子を作ってスタートいたしました。それは、〆F的な意味ある職業奉仕、∈F的に価値ある交流、100年にあたってスタートするであろう10年単位の東京ロータリークラブの奉仕事業について、という三つのテーマ設定であり、これらに東京ロータリーの全員の知恵を結集していきたいと考えました。

 これまでの中のいくつかを申し上げます。
 クラブ奉仕では、プログラム委員会のもとバラエティーに富んだ卓話者として、有森裕子さんや在日米国商工会議所のラフルアーさん、また36歳の関山和秀さんによる「構造タンパク質による素材革命」などのお話を伺いました。職業奉仕では、委員会のご努力で江の島水族館を訪問し、運営する若者の海と魚に対する溢れる情熱に触れました。

 また国際奉仕としては、米山奨学生に対する奨学金支援、又、ベルギーから交換留学生のクレモン君を受け入れ、会員の八木さんにはファーストホストファミリーをお引受けいただきました。ロータリー財団への寄付は、皆様のご協力により地区目標の一人当たり230ドルを達成いたしました。社会奉仕活動としては、国内9団体、海外2団体に対して寄付活動を実施いたしました。

 また100周年を目前にして、100年目以降の次の10年プロジェクトの在り方をクラブフォーラムの場でグループ別ディスカッションとして開催し、多くの貴重なご意見をうかがう事ができました。

 これから新しい年、また2018年度の後半を迎えるわけですが、なによりも会員の方々が参加し、楽しく多くの方々と交流し、なにか今日的で参考になるヒントの得られる卓話を提供する事に重点を置いて進めてまいりますので、是非ご出席をお願いいたします。そして、皆様からの運営に対するご意見も頂戴できればと考えております。

 日本にとって、新天皇が誕生し、新しい時代が始まる一年となります。皆様にとっても明るい良い年となります事を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。