卓話


青少年奉仕に携わる喜び

2022年3月9日(水)

地区ローターアクト委員長 遠山明良君


 私は1999年6月30日に東京ロータリークラブに入会して以来、23年間のうち9年間は地区の委員、役員を務めて居ります。

 2002−2005年と2015−2018年及び2021−2022年の3回、7年間は地区青少年交換委員、2019−2020年は地区副幹事(中央分区担当、ガバナー月信担当)、2020−2022年は地区ローターアクト委員長を拝命しました。

 昨年度と今年度は、地区危機管理委員と今年度については地区青少年奉仕委員も兼務して居ます。今年度に限れば、地区ローターアクト委員長、地区青少年交換委員、地区青少年奉仕委員と地区危機管理委員の4つを兼務となります。

 次年度は地区青少年交換委員長になる予定でしたが、地区幹事(中央分区千代田グループ担当、青少年交換委員会担当、ローターアクト委員会担当)にスライドして、委員長職は解かれて居ります。
 御覧の通り、私の地区活動はほぼ青少年奉仕活動に偏って居りますが、これは3年目にして青少年交換に携わったことが大きな理由となって居ます。青少年交換委員会の活動は、私に奉仕活動の楽しさを教えてくれて、ロータリー活動を面白くしてくれました。

 ロータリーは、懇親と奉仕の二つの柱を持っています。東京ロータリークラブの中で、多くの知己を得たことは、私の財産となりました。また地区に出たことにより、クラブの外にも沢山の友人を作ることが出来ました。この様な機会に恵まれたことに、私は本当に感謝して居ります。

 青少年交換は、高校生の交換留学をお世話する委員会です。交換留学ですから、来日生と派遣生が居り、そのお世話は大変です。委員会は次年度の交換交渉を海外の地区と行い、派遣予定生を募集して採用し、1年間お茶のお稽古等を通して日本文化の教育も施します。そして1年間小さな親善大使として、海外に送り出します。更に帰国後、来日生や派遣生のお世話をするROTEX活動を大学卒業までさせます。

 ROTEXは厳しい留学生活を乗り越え、帰国後に後進を指導することにより、立派に成長します。ROTEXや元来日生とは、ずっと交流が続き、今でも親子同然の関係を残して居ます。私が海外出張した時は、空港に沢山の元来日生が迎えに来て居て、週末には彼らの家に遊びに行ったりと言うこともありました。本当に楽しい活動です。

 私には二人の娘が居りますが、娘たちには昔「何故他人の子供の世話ばかりしているのか」と文句を言われたことがあります。しかしその後、長女は父親と一緒にロータリーの奉仕活動をしたいとローターアクトに参加し、次女は大学で留学をしました。奉仕が自分の心を豊かにしただけでなく、子供たちにも良い影響を与えてくれました。

 先輩委員に、このプログラムは世界平和の為に相互理解を目指しているが、異文化異国からの人たちとは受け入れられない部分があることを思い知らされ、それでも世界平和の為にはお互いが少しずつ譲り合うことを覚えるのだ、と教わりました。だから来日生とも本音でぶつかり、ホストファミリーも3回やりました。家族にとっても、本当に良い経験になったと思います。

 ローターアクトは、18歳以上30歳以下の若い人達の奉仕グループで、提唱クラブによる青少年育成プログラムの一つでしたが、最近青少年奉仕プログラムから外され、当地区でも次年度からはガバナー直轄委員会となります。昨年度から年齢制限が外され、次年度からは人頭分担金も課せられます。ロータリーとローターアクトはほぼ同等の地位を与えられ、昨年度からは地区委員会にローターアクトも参加して居ます。

 若い人達は奉仕活動に対して非常に熱心であり、彼らのエネルギーをロータリーに引き込み、新しい発想を以ってロータリーの補完勢力としようと言う狙いがRIにはあります。 考え方が違えども、大きな組織であるロータリーには、沢山の奉仕の機会があり、自らの成長の場があることに、感謝して居ります。