卓話


ロータリーの“いろは”

2021年6月2日(水)

副幹事 短凖跳鯒邨


 20-21年度のロータリー活動はコロナ禍の環境下でも継続し、濱口会長の「つながりを実感する」のスローガンの下、昨年、百周年記念式典は三百名以上の参加者で挙行された。又新たに立ち上げたコロナ基金より、人工呼吸器三台が沖縄県宮古病院に寄贈され、大変喜ばれている。

 更に浅川幹事、IT・HP委員会の皆様の懸命なご努力で、例会のライブ配信が開始され、本年始まった会員専用ページの開設と共に、東京ロータリーのつながりを一段と深める為の画期的な手段が整備された。地区米山委員会も活動を止めず、本年も新しい留学生を選定し、奨学金の支給を継続している。

 こうして百年に一度のコロナ禍の悪環境下でも、ロータリー活動が存続している事自体が、米山梅吉翁以来のロータリー活動百年の伝統の重みだと思う。

 そこで「ロータリーのいろは」と題された、RI作成の本から、伝統の根本となるいくつかの定義をピックアップしてみた。
○ロータリークラブとは何か?
 「ロータリーは、世界中の事業家と専門職業人からなる国際的組織で、人道的奉仕活動を行い、あらゆる職業において、高い道徳的水準を奨励し、世界中で親善や平和を築くために助力している。」

○ロータリーの目的とは何か?
 (Object of Rotary)
 ロータリーの目的は「意義のある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育成すること」である。具体的には、(in particular)

機ナ仕の機会として知りあいを広めること。
供タΧ半紊旅發の冤基準を保ち、役立つ仕事は全て価値のあるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。
掘ゥ蹇璽織螢▲鶲貎涌貎佑、個人として、また事業および社会生活において、日々奉仕の理想を実践すること。
検ナ仕の理想に結ばれた事業家と専門職業に携わる人々の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。

○ロータリーの標語は?
 第一標語「超我の奉仕」(1989年)
     「SERVICE ABOVE SELF」
 第二標語「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」(2010年)
「ONE PROFITS MOST WHO SERVES BEST」

○全てのロータリアンが知り守るべきメッセージである四つのテストとは?
 「言行はこれに照らしてから
  /深造どうか?
  皆に公平か?
  9グ佞藩Ь陲鮨爾瓩襪?
  こГ琉戮砲覆襪、どうか?」

○ロータリーの目的を支える五つの奉仕部門とは?  ・クラブ奉仕
 ・職業奉仕
 ・社会奉仕
 ・国際奉仕
 ・青少年奉仕

○ロータリー奉仕活動の六つの重点分野とは?
 ・平和と紛争予防/紛争解決
 ・疾病予防と治療
 ・水と衛生
 ・母子の健康
 ・基本的教育と識字率向上
 ・経済と地域社会の発展

 以上の各事項は、私がRLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)に参加させて頂いた際のテキストでも再確認できた。東京ロータリーの皆さんは、こうした枠組を基礎に物事を判断されていることが、理事会の議論を記録していて強く感じた。

 なお国際ロータリー(RI)は世界で3万5千以上あるロータリークラブを束ねる重要な役割を果たしているが、あくまで各々のロータリークラブを助力する組織であり、いわゆる上部組織ではない。我々ロータリアンは各クラブに所属しているのであって、国際ロータリーには東京ロータリークラブが所属している。

 東京ロータリーはその理事会が、最高意思決定機関でありその自主性が最大限に尊重されていることを最後につけ加えておきたい。(決議23-24セントルイス宣言参照)