卓話


会長挨拶

2017年12月27日(水)

会長 森田富治郎君


 2017年の最終例会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 7月より会長を仰せつかって半年が経ちました。この間、岡田副会長、大岡幹事を初め、役員・理事・各委員長、そして会員皆様のご協力により、まずはここまで例会および諸行事、諸活動を大過なく運営できましたことに、深く感謝申し上げます。先般のクリスマス家族会も、会員・ご家族・ゲストを合わせ243名のご参加を得て、にぎやかに運営できましたことを大変うれしく思っております。

 今年も夏から秋にかけて、九州北部豪雨を初め、各地で自然災害に見舞われましたが、経済情勢の方は、かなり落ち着いた状況が続いたと言ってよいと思います。ご承知の通り、四半期ごとのGDP成長率は平成28年1-3月期より7期連続のプラスを続け、12月の日銀短観では、大企業製造業の業況判断指数が5四半期連続で改善し、プラス25と11年ぶりの高水準となりました。中小企業も改善を示しています。

 その背景として大きな意味を持ったのは、近年あまり見られなかった、世界経済の足並みのそろった安定ということだと思われます。直近のIMFの予測では、G20の国・地域が7年ぶりでプラス成長でそろうと見ています。その大きな要因として、世界的な金融緩和があると見られ、これに関しては今後の各国の政策がどう動くかが変動要因になり得ると思われます。また、北朝鮮、中国、中東をめぐる問題、そしてアメリカの政治動向といったリスク要因も無視できないところではあります。

 何にしても、小春日和と表現されるような、まだ力強さに欠ける日本の状況ではあっても、足元の安定感は、私たちのロータリー活動に大きな支えになると思います。東京RCは、活動の足元を固め、充実した活動展開を支えるための条件づくりを志して、今年のテーマを「つなぐ、つながる」としました。また、それを体現する行動として、例会の重視と会員の活動への積極的参加、そして会員増強を強調して来ました。上期の実績を見ますと、会員増強については皆様のご協力のおかげで、順調に進捗していると考えています。

 しかし、例会出席率は改善に向かわない、というよりむしろ低下傾向にあります。直近では、ホームで50%以下、メイクアップ後60%以下という日もあります。全国の他クラブの出席率はメイクアップ後で80%以上というのが相場ですから、この現状は問題と言わざるを得ません。東京RCの会員には現役の経営者が多く、出席への負担が他のクラブより大きいということは理解するとしても、ことは、クラブの基盤を揺るがしかねない状況にあると考えます。3年後に創立100周年を迎える、注目度の非常に高いクラブとしての自覚も求められるのではないかと思います。

 現状が何によって生じているものなのか、改善策は何か、改めて真剣な議論をお願いしたいと思います。理事会及び出席委員会等を中心に議論の準備を進めているところです。下期の大きなテーマとしてこの問題に関わって行きたいと思いますので、皆様のご協力をお願い申し上げる次第です。

 年末に重い荷物を差し出すようなお話で恐縮でしたが、それはそれとして、皆様には幸多い新年をお迎えいただきますことをお祈り申し上げて、本年最終例会のご挨拶とさせていただきます。