卓話


最終例会会長挨拶

2019年6月26日(水)

会長 山本泰人君


 2018年度最終例会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

 東京RCの100周年を2年後に控えて会長に就任いたしましたが、100周年記念の年をどのように迎えるか思案し、2020年までの2年間を助走期間と捉え、その初年度の位置付けとしてスタートいたしました。

 年間テーマは東京RCの100周年スローガン「原点に立つと未来が見えるPARTICIPATE!」を掲げつつ、『知の輪 人の輪』といたしました。予てから東京RCは多くの見識の宝庫であると思っておりました。永い年月の間にはメンバーの入れ替わりもあり、今日の全会員の見識を以ってロータリーを原点から考えようと位置付けました。

 そして、新年度がスタートいたしました。第2回目の例会から100周年のスローガンを例会場に大きく掲出し、また、日本のロータリー100周年委員会で企画した34地区の記念ゴングと同様のゴングを東京RC用に据え、これまでの万感の思いを込め開会点鐘をしたことが思い出されます。

 振り返ってみますと、今年度前半は多くの自然災害に見舞われました。7月には西日本の豪雨災害が発生し、クラブとして総額100万円を寄付いたしました。9月には北海道胆振東部地震が発生し、40名を超える方が亡くなり、家屋の全半壊も2千棟を超えました。改めて被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。また、台風の直撃で関西国際空港が水没・停電という被害を受けました。8月には最高気温が40度を超える地点が多発し、これまでにない酷暑が日本を襲いました。

 その酷暑の8月に地区青少年交換学生として、ベルギーからクレモン・パルム君が来日し、羽田まで出迎えに行き歓迎いたしました。今回の交換学生受入に際し、ホストファミリーをお引受けいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
 クレモン君は日本での沢山の思い出を胸に6月17日に帰国の途に就きました。

 9月には東京RC百周年記念事業企画第二弾として、記念バナーのデザイン公募を開始いたしました。今年度末を締切としておりますので、期日が迫っておりますがまだ募集中です。

 百周年関連で申し上げますと、2017年7月に記念事業企画第一弾として応募を開始した新ロータリーソングが、今年の2月に決定いたしました。白山聡一会員のご令弟、白山智丈さん作曲、六鹿正治会員作詞による「みんなではじめよう」が最優秀賞に輝きました。また、特別賞には三枝成彰会員作曲、谷川紀彦会員作詞による「東京ロータリー賛歌−未来へ」が決定いたしました。それぞれ素晴らしい楽曲で、100周年以降に残る東京RCの貴重な財産になると思います。

 もうひとつの記念事業企画として、ペアのマグカップを深川一太会員にデザインしていただきました。富士山と桜をモチーフに、大変美しい瑠璃色と白のペアカップで、東京RCの創立年“1920”が隠し文字として描かれております。
 こちらは7月より、当クラブ会員限定で予約販売を開始いたします。

 今年度は中央分区のガバナー補佐が3名体制となり、IMは千代田6クラブでの分割開催となりました。次年度もガバナー補佐は複数名体制となりますが、IMは分区合同で開催されます。

 東京RCの震災復興支援プロジェクトである東北すくすくプロジェクトが8年目を迎え事業期間があと2年となり、地域への移管を進めております。今年度は気仙沼の新月地区に新たな子育て支援施設の稼働を開始し、また、当クラブが陸前高田市に寄贈した「あゆっこ」が市に新たに建設された新児童施設に移転いたしました。橋本チャレンジ100委員長を中心に進めていただいておりますが、引き続き宜しくお願いいたします。

 会員数につきましては最終を確認中ですが、期初比+3名の着地となる見込みです。また今年度は、会員担当の多田理事のご尽力により、2016年度以来2年振りに2名の女性会員にご入会いただき、外国人会員のご入会もありました。現在も数名の候補者が挙がっており、複数の女性候補者も含まれております。次年度への引継ぎとさせていただきます。 また、出席率ですが、僅かですが昨年を少し下回っています。出席委員会の皆様には色々と対策を考えていただき、ありがとうございました。

 寄付関係では、ロータリー財団は一人当たりの地区目標230ドルに対し278ドルと目標をクリアし、米山寄付も1千万円のクラブ目標を超え、11,202,000円となりました。皆様のご協力、ありがとうございました。

 今年度のクラブフォーラムでは、東北すくすくプロジェクトに次ぐ次の10年プロジェクトとして何を据えるべきか、初の試みとしてディスカッション形式で開催し、貴重なご意見を頂戴いたしました。次年度に引継がせていただきます。

 私事ですが、これまでも仕事の傍ら中央区のことに関わって参りましたが、その中で次期を担ってもらえないかとの話が持ち上がったのは、昨年の11月頃からでした。何度となく困難な旨を伝えて参りましたが、その都度の要請を受け、ロータリアンであった私の祖父が初代の中央区長であった事や、現職区長から直接後継のご指名をいただいた以上、その必要性と使命感から応ずる事とさせていただきました。

 この間、松岡幹事と事務局からは自粛を求められておりましたが、その後、定款上は問題なくなんとか対応出来るとの助言を受け、この道を進む事となりました。その後、遅ればせながら会長会に於いてパスト会長の皆様にご報告させていただき、温かい激励の言葉を頂戴いたしました。

 その後の進捗は現在の状況であり、出席で皆様に多大なご迷惑をお掛けしており、心よりお詫び申し上げなければなりません。

 本日、このように無事に最終例会を迎えられましたのも、理事会や例会、地区や他クラブでの会合等で代行をお務めいただきました津村副会長、多大なサポートをいただいた松岡幹事、林副幹事、中島副幹事をはじめ各担当理事の方々、そして会員の皆様のご理解、ご協力無くしてはあり得なかったと、本当に心より感謝をさせていただきたく思います。また、事務局の皆さん、帝国ホテルのスタッフの皆さんにも私の力不足を補っていただき、厚く御礼申し上げます。

 次週から竹中年度がスタートいたします。100周年に向けての準備が本格化する1年となりますが、竹中会長のもと東京RCが益々の発展を遂げられますことを期待して私からのお詫びとご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


幹事挨拶

2019年6月26日(水)

幹事 松岡 昇君


 今年度の最終例会に当たり本年度最後の幹事報告として活動状況の総括と、合わせて一言御礼を申し上げます。

 二年半前に、当時の山本会長エレクトより本年度幹事の打診を頂戴しましたときは、光栄ではあるものの自分では務まらないと一度はお断りしようと思ったものですが、皆様ご承知の、ロータリーでお役目を打診された時の答えは2つしかない『「Yes」か「はい」だけ』だということもあり、14年間お世話になりっぱなしのクラブに何か少しでも御役に立てれば、とお引き受けいたしました。

 2017〜2018年度に副幹事として森田直前会長、大岡前幹事の下、幹事の心得と役割を細かくご指導賜り、自信はないものの何とかやり遂げようという気構えだけは作ることができたように思います。

 そしてこの一年間山本会長のご指導とリーダーシップのもと、役員・理事の皆様、林・中島両副幹事、各委員会の委員長様並びに委員の皆様のきめ細かいご支援とご協力、会員各位のご理解とご協力に支えられてここまでやって来ることができました。また加藤事務局長をはじめ滝沢さん、関根さんを中心とする事務局の皆様、帝国ホテルの吉本さんをはじめとしたスタッフの皆様の素晴らしい運営サポートをいただきこの大役を何とかやり遂げることが出来ました。

 また本年度特筆すべきは、山本会長のご事情で津村副会長には例会の進行をはじめ対外的にも様々な場面で会長代行をお引き受けいただき、大変感謝申し上げます。行き届かないことは多々あったかと存じますがこの場をお借りして改めて役員・理事・会員各位・事務局をはじめとしてご協力賜りました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、次に今年度の活動状況をご報告いたします。
 初めに会員数ですが期初334名に対して本年度入会者は18名、本日までの退会者と退会予定者は合計15名であり、このままですと6月末日には純増3名の337名で今期を終えることとなります。今期の新入会員には外国人2名と女性会員2名を含み、大河原愛子会員は初めての女性外国籍会員であります。平均出席率はホーム53.27%、メークアップ後64.24%とホーム出席率は若干改善しましたものの依然低水準で更なる改善が必要です。平均年齢は69.24歳であります。

 会員増強につきましては多田会員担当理事をはじめ会員増強委員会、職業分類選考委員会、ロータリー情報委員会の各委員長・委員の皆様のご協力と連携、更には新入会員の推薦者となっていただきました会員の皆様のおかげで18名の新入会員をお迎えすることが出来ました。心より感謝申し上げます。

 山本会長のお話にも有りました通り、本年度は100周年を迎える助走の年として『原点から考える』を年度テーマとし百周年のスロ−ガン『祝!百周年 原点に立つと未来が見える PARTICIPATE!』を週報トップページに掲載、そしてこの例会場にも横断幕を掲示いたしました。日本のロータリー百周年委員会が企画した記念ゴングも7月から使用を開始し、いよいよ百周年に向けてその気運が高まってまいりました。百周年関係では新ロータリーソング「みんなではじめよう」と特別曲「東京ロータリー賛歌‐未来へ」が本年2月に選考されました。また3月には百周年記念マグカップのデザインが完成しておりますことは先ほどの山本会長のお話にも有った通りです。

 次に当クラブの会計状況ですが、一般会計ではほぼ予定の入会者数とクラブ運営の効率化により予定通りの着地を見込んでおり、当期末の収支差額は380万円の黒字を見込んでおります。黒字分については特別会計に振り分ける旨今月の理事会で承認されております。

 次に例会運営に関しましては今年度の1例会平均ビジター数は国内13.4名、国外0.6名で今年度も多くのビジターにメークアップにお越しいただきました。日本で最初のロータリークラブで、また最大規模の例会を基本に忠実に行っているという評判から、周年行事や移動例会という形で見学を兼ねたメークアップが特に地方からお越しのクラブに多かったようです。例会規模や進行のスムーズさもさることながら、各テーブルでのホスピタリティーあふれる接遇に感激したというお礼のお手紙やメールを多数幹事宛に頂戴いたしました。ビジター受付を担当していただきました親睦委員会の皆様、テーブルマスターはじめご対応いただきました会員の皆様に改めて御礼申し上げます。当クラブは常に他のロータリアンから特別の視線で見られていることを意識し、ロータリー精神にのっとった例会運営やビジター接遇を会員各位には引き続きお願いいたします。

 次にこの1年を振り返り主な活動、行事などにつきご報告申し上げます。
 幹事関係の会議・会合については例年通り合同を含む4回のプレ理事会、理事会12回、クラブ協議会5回、クラブフォーラム2回、年次総会、新年初例会を開きました。今年度のクラブフォーラムは「100周年を迎えて‐次の10年プロジェクトを考える」というテーマで、まず1回目は従来とは手法を変えて小グループのディスカッション形式で行い、参加会員の大変活発なご意見を頂戴いたしました。新たな試みのディスカッション形式でしたが、全員に発言機会が有り大変良かったと好評でした。第2回目は1回目の意見を踏まえ、より深堀した形での「次の10年プロジェクトを考える‐Part2」とし、ここでも皆様の活発なご意見を頂戴することが出来ました。参加いただきました会員各位に改めて御礼申し上げます。12月5日の例会では例年通り年次総会を行い次年度役員・理事選挙を滞りなく行いました。新年初例会は長唄吉住会 女流連中の皆様による「雛鶴三番叟」を演奏いただき、皆様とともに華やかに新年を寿ぐことが出来ました。

 本年度は松坂順一第2580地区ガバナーが掲げる地区ターゲット「研修と活性化」に基づき様々な新しい試みも行われました。ガバナー補佐は従来の6名から13名態勢に一気に増員され、より内容の濃い支援を地区から各クラブに行うように進められました。又研修についてはRLI(Rotary Leadership Institute ロータリー・リーダーシップ研究会)の準備が当地区でも進められました。このRLIについては私自身が参加いたしましたので後ほどもう少し詳しくお話しいたします。このガバナー方針に従ってIMも千代田6クラブによる分割開催という形で11月に行われました。

 クラブ奉仕関係では、本年度も引き続き開催されましたお誕生会の運営に親睦委員会の皆様にご尽力いただき、誠にありがとうございました。ご夫妻での参加も多く、通常の例会とは一味違う楽しい集まりになりました。10月の東京RC創立記念例会やクリスマス家族会においても素晴らしい企画で、参加いただいた方々にも大変好評でした。趣味の会の空海・観桜会が例年通り綱町三井倶楽部で開催されましたが、今年は東京の桜の満開時期とちょうど重なり見事な桜を楽しむことが出来ました。その他プログラム、食事、広報雑誌、クラブ会報、IT・HP、ソングリーダーの各委員長、委員の皆様ありがとうございました。

 職業奉仕委員会には今年は新江ノ島水族館の訪問を企画頂き、バックヤード見学など普通は見ることのできない働く場所としての水族館を実感することが出来ました。国際奉仕委員会には海外ビジターの接遇、創立記念例会に来場された各国大使夫妻などのご来賓対応にご尽力いただきました。ありがとうございました。社会奉仕委員会におきましては、社会奉仕援助活動として各種援助依頼を慎重にご審議いただき、援助先の決定を行っていただきました。また、地区ロータリー希望の風奨学金支援委員会の百目鬼委員長を例会卓話にお招きし、希望の風奨学金の仕組みや意義について詳しく学ぶことが出来ました。環境保全委員会には「日本橋高島屋の歴史的保存と周辺再開発見学会」をアレンジいただきました。この企画は大好評で、申込受付開始後すぐに定員に達し、すべての参加希望の方のご要望にお応えすることができず申し訳ありませんでした。今後もこのように会員のニーズに合った企画をぜひご提案頂ければと存じます。

 ローターアクト、青少年育成、青少年交換の各委員長、委員の皆様にも御礼申し上げます。特に今年度の青少年交換委員会はベルーギーからの交換留学生クレモン・パルム君の受け入れに大変ご尽力いただき誠にありがとうございました。クレモン君は明るい好青年で、皆様のおかげで大変充実した留学生生活を送ることが出来ました。ただ活発が故に怪我や病気も多く、本人いわく留学期間中に病院の診察券が10枚たまったそうです。帰国報告会前日にも高熱を出すなど最後までやきもきさせましたが6月17日に無事に帰国いたしました。他クラブ受け入れ交換留学生のホストファミリーをお引き受けいただきました当クラブ会員各位、関係各位にも改めて感謝申し上げます、ありがとうございました。

 先ほど地区関係のご報告で少し触れましたRLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)についてもう少し詳しくお話しいたします。松坂順一ガバナーご自身がガバナー就任以前にこのRLIを受講され大変感銘されたことから、今年度より当第2580地区でもRLIの導入が決定されました。ロータリー・リーダーシップ研究会は1992年にアメリカ ニュージャージー州の第7510地区で元RI理事のデビット・リンネット氏の提案で始められた研究会で、会員の知識を啓発し将来の指導者養成を目的としています。パートIからパートIIIの講義と卒後セミナーの4日間構成で、正直なところ丸4日間の講習は大変です。今期がスタートする前に松坂ガバナーからこのセミナーのお話があり、山本会長より「どんなものか?良いか悪いかは誰かが受けてみなければ話にならない」とのコメントもあり、とりあえず幹事の私が受けることにいたしました。まだ第2580地区のセミナーは始まっていなかったため、お隣の第2750地区や千葉県の第2790地区開催のセミナーに参加いたしました。セミナーといっても講義形式ではなく、小グループのディスカッション形式で進められ、そのディスカッションを通じて他クラブの数多くの方々と交流する機会があり、松坂ガバナーが仰っていた「楽しい」を身を以て体感できる機会でした。一方他地区の研修に参加することで、東京RCが日本中のRCやロータリアンから特別の視線で見られていることを直接実感する機会でもありました。RLIにご興味のある方はさらに詳しく内容のご説明をいたしますので、いつでも私までご連絡ください。

 さて、最後になりましたが幹事という大役を、そしてこのような勉強の機会を与えてくださいました山本会長に改めて感謝申し上げます。またご指導ご支援いただきました津村副会長、林・中島両副幹事、役員・理事、委員長の皆様大変ありがとうございました。幹事のお務めを終えるにあたり、もし誰かに「幹事って大変なの?」と聞かれれば「それはもう大変だ!」と答えますが、一方私のロータリアンとしての一つの大きな節目ともなり、新たな出会いやより親しいロータリアン仲間が出来たことなど得るものの方が圧倒的に多かったことも事実です。

 いよいよ来週から竹中会長、林幹事の新年度が始まります。会員の皆様の一層のご協力とご支援をお願いし、山本年度最終幹事報告とさせて頂きます。1年間本当にありがとうございました。