卓話


小島年度国際奉仕を進めるに当たって

2021年8月25日(水

国際奉仕理事 小西武志君


 本年度の国際ロータリー会長及び小島会長の方針に則り、伝統と良き慣行を重んじながら国際奉仕活動の充実を図って参ります。

 昨年度は記念すべき創立100周年という大きな節目の年でありました。パンデミックの真只中での1年はかつて私たちが経験したことがない状況に遭遇し、大変な苦労を強いられたと言っても過言ではありません。

 2020東京オリンピックの聖火も無事に消え、さぁこれからと言った所でバリアント株が世界中で猛威を振るいはじめ東京も緊急事態宣言に突入しており、再度例会が余儀なく休会となっております。

 そんな中、唯一他会員とVis a visで話ができるのは、日本橋三越の特別食堂で毎週金曜日12:30からランチを取りながら意見交換できるラウンドテーブルです。小島会長もほとんど出席され、その他の先輩会員も大勢参加されて色々な情報や意見交換ができるのはうれしい限りです。常連のクラブ奉仕理事の木村さんやチャレンジ110担当の林さん、地区米山委員の短凖弔気鵝日本橋の柏原さん、中澤さん、浅川さん達とランチしながらロータリー論議を交わし、私もこのラウンドテーブルに顔を出すことで多くの事を学んでおります。

 国際奉仕活動として東京RCでは、人道的奉仕の精神で2001〜2010年に実施された「カンボジア地雷除去プロジェクト」と、復興支援としての2011〜2020年の「東北すくすくプロジェクト」が10年プロジェクトとして位置づけられています。この2つのプロジェクトは長期的且つ会員が身をもって社会貢献したプロジェクトで、東京RC奉仕の道100年の中に燦然と輝いております。

 今、世界的に最も解決すべき事はコロナ禍がもたらす負の遺産をどのように奉仕活動において実施しプロジェクト化するかにあると思います。麹町RCがスタートしたポリオ撲滅運動も世界的には99.9%の成果をあげ、これもロータリー諸クラブが取り組んだ国際的な奉仕の一環です。国際的なプロジェクトには多大な予算と協力が必要となりますので、ロータリー財団のグローバル補助金等を要請する事も考えられます。今期アーサー・ミッチェル会員がこの問題を担当いたします。これからも私達は東京RCを代表する新たなチャレンジプロジェクトに挑戦すべく議論を進めなくてはなりません。

 世界社会奉仕委員会には海外RCから当地のプロジェクトに寄付要請が多く寄せられます。この要請に答えるために、その要請組織の目的及び実績等を詳細に調べ取捨選択せねばなりません。ロータリアン以外からの支援要請に対しては世界社会奉仕活動基準に沿って慎重に検討吟味することが必要であり、長島雅則会員がこの任に当たります。

 2015年諸戸年度の11月、当時の国際奉仕理事谷川紀彦会員と、すくすくプロジェクトの代表として多田幸雄会員、双子クラブ委員会委員長である私の3人で姉妹クラブであるアードモアRCと双子クラブであるワシントンD.C. RCを訪問し理事会に出席しました。国際奉仕傘下にある双子クラブ委員会は70年代に遡る親密な交流をアードモアRCと続けて居ります。東日本大震災の際には2回に亘り義援金を送っていただき、すくすくプロジェクトの最初の段階から賛同を得たのもアードモアRCでした。東京RCから1976年にアードモアRCに友情の証として贈られた桜がWynnewood Valley公園の中で両RCの友好のシンボルとして立派に育っている姿を見て、真に「花の心は世界を結ぶ」事を実感いたしました。この友情を継続して早急にアードモアRCの花水木100株を譲り受け、お返しに桜をお届けしたいと考えます。そして双子クラブ委員会委員長である諸戸清光会員と共に諸先輩が築かれた国際的友情を更に進めて参ります。

 国際奉仕として重要な任務に米山奨学事業及び米山奨学生カウンセラーとしての役割があります。今年の奨学生は東京大学博士課程でプラスチック分解の研究に取り組まれている黄秋源さんで、米山委員会委員長である後藤尚右会員がカウンセラーとして担当され、東大での研究と日本での生活が円満に進行する様サポートされています。

 コロナ禍で、この災難時に直面し国際奉仕としてやるべき事は多々あります。諸会員の皆様との絆を大切にし、協力、団結し我々の任務を着実に進めて参ります。