卓話


会員増強について

2021年7月21日(水)

会員担当理事 亀谷太郎君


 1905年ポール・P・ハリスが三人の友人たちとロータリークラブを設立した背景には、米国における商業道徳の欠如がありました。米国における商業道徳の欠如が、どのようなものであったか詳しくはわかりませんが、技術革新や新しいビジネスモデルの出現により、ポール・P・ハリスは、それまでの倫理観や社会的秩序の変化に危機感を抱いたのではないでしょうか。

 その危機感を、できるだけ多くの人と共有し、世の中を正しい方向に導きたいという意思がロータリークラブを生み、16年という短い期間に6大陸に広がる原動力となったと考えられます。

 我々が生きている21世紀の今も、ある意味20世紀初頭と同じように、日々新しい何かが生み出される一方、その変化を追い求めることに精一杯で、社会生活を営む上で大切なものを置き去りにしているような一面もあるかも知れません。

 そのような時代であるからこそ、ロータリーの4つの目的を理解し共感してくれる仲間を増やすことが、求められています。

第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識
し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものに すること
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、 日々、奉仕の理念を実践すること
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、 親善、平和を推進すること(RI定款第4条、標準クラブ定款第5条)

 会員増強委員会では、一人でも多くメンバー皆様の知人、友人を迎え入れたいと考えておりますので、是非とも東京ロータリーに相応しい方をご紹介頂けるようお願い申し上げます。
 下記が本年度会員増強委員会の方針となりますので、ご参照下さい。

1.新入会員の推薦
1)通常例会や「会員増強・新クラブ結成推進月間」等の機会において、すべての会員に対し身近な友人、知人の中から適格者に声をかけ推薦してもらうよう働きかける。特に会員増強の核となる会員増強委員、ならびに関係委員会委員(職業分類選考委員会、ロータリー情報委員会)、中核委員に推薦を依頼する。
2)コロナウイルス感染症の影響で対人接点が減少している環境下ではあるが、機動的に会員増強委員会を開催し、会員数の動向を把握するとともに、新会員候補者の発掘に努める。
3)特に大手企業、団体トップの入会候補者発掘のため、過去の退会者から後任候補者の紹介を受けることを含め、個別に働きかける。
4)女性会員の入会を引き続き推し進めるべく、幅広い会員から当クラブに相応しい女性候補者の推薦を受け付ける。
5)外国人会員にも働きかけ、友人知人を紹介してもらうよう協力を求める。

2.退会の防止とフォロー
1)例会への出席が滞っている会員など退会の可能性が懸念される会員には 早い段階で推薦者などを通じて声掛けを行い、退会の未然防止に努める。
2)やむを得ない事情で退会される会員には、事業所等の後継者を推薦いただくよう働きかける。

3.関連委員会との連携
職業分類選考委員会、ロータリー情報委員会と密接に連携して入会手続きのスピードアップを図り、未充填職業分類の充填など会員の増強に努める。

4.会員増強・新クラブ結成推進月間
年度初から会員には会員増強に強い関心を持っていただくことが重要であり、特に8月の会員増強・新クラブ結成推進月間を機に会員の協力を仰ぐ。