卓話


東京ロータリークラブ創立100年史「奉仕の道100年」

2021年6月16日(水)

東京RC百周年担当理事 吉澤審一君


 百周年史のタイトル「奉仕の道100年」は、東京RC第83代会長植田新太郎さんが創立90周年を迎えるにあたり、2010年10月15日の日本経済新聞の「文化」欄の取材に応じて掲載された記事より引用させて頂きました。植田元会長が付けられた記事のタイトルは「振り返れば奉仕の道」でありました。

 記事の主旨は、若い頃から奉仕活動に参加され、遂には東京RCに参加し今に至った。その時々において「奉仕活動」に努めてきたが、73歳となったこの時、自分の来た道を振り返れば正に「奉仕の道」がそこにあったと書かれています。

 この記事を思い起こし、東京RCの奉仕活動100年を振り返れば、正に年史のタイトルに相応しいではないかと、引用させて頂きました。

 ロータリー活動とは如何にと問われた時の模範解答がここにありました。
 植田新太郎さんは東京RCの100周年を楽しみに、我々役員や運営メンバーを指導して下さいました。しかし2018年1月突然の病で不帰の人となられました事は残念でなりません。この100年史は故植田新太郎さんにも捧げたいと思います。



東京RC百年史編纂委員長 黒田康裕君


 東京ロータリークラブ創立100年、おめでとうございます。
 「原点に立つと未来が見えるPARTICIPATE!」記念すべき創立100年を迎えるにあたり、東京ロータリークラブはこのスローガンを掲げました。原点とは、米山梅吉翁が強く共感し日本にもロータリークラブを作るその原動力となったロータリー普遍の原理である「利己のない奉仕の精神と行動」のことです。

 我がクラブは次なる100年もこのロータリー普遍の原理である「利己のない奉仕の精神と行動」を堅持することを誓う、この想いがスローガンに込められています。

 100周年史「奉仕の道 100年」はこのスローガンをコンセプトに編纂を進めてまいりました。

 先ず100周年史のタイトル「奉仕の道100年」については、百周年担当理事の吉澤さんからご説明いただいた通りです。

 題字は会員の平井正修さん(臨済宗普門山 全生庵住職)にお願いをさせていただき、快くお引き受けいただきました。そして表紙の色は東京ロータリークラブのバナーにも使われております「江戸紫」とさせていただきました。


 100周年史は昨年10月21日に開催されました「創立100周年記念例会兼祝賀会」の様子に始まり、第1章は「奉仕の道100年」と題し東京ロータリークラブの100年の歩みを纏めさせていただきました。

 第2章は「ロータリーとは」としてロータリークラブ誕生とその成長を振り返るとともに、我がクラブが100年の歴史と伝統を継承するためにどのような工夫をしているのかをご紹介しています。

 第3章では「百周年記念行事」について、そして第4章では我がクラブの最初の長期プロジェクトである「カンボジア地雷除去プロジェクト」、続く第5章では「東北すくすくプロジェクト」を紹介させていただきました。

 また100周年史には初めての試みとして、東京ロータリークラブ創立時からの全ての会員の入会年度、お名前、ご所属そしてお役職が記載されました会員名簿「奉仕の道 共に歩んだ仲間」を別冊にて作成致しました。1920年の創立会員28名、1949年戦後の混乱期から再び東京ロータリークラブを再興した157名を名簿の冒頭に紹介させていただいており、1920年から2020年12月までにご入会された総勢2,064名の会員を掲載しております。


 年史・会員名簿のご紹介は以上でございますが、編纂作業を終えてその過程を振り返りますと「もっとこうした方が良かったのでは」など反省することばかりでございます。会員の皆様からもおそらく沢山のご叱責を頂戴することもあろうかと思いますが、創立100周年のご慶事に免じご寛容賜りますよう伏してお願い申し上げます。

 最後に、コロナ禍の最中この「奉仕の道 100年」そして「奉仕の道 共に歩んだ仲間」の編纂にご協力いただきました凸版印刷様、東京RC事務局の皆様、年史の題字を快くお引受けいただきました平井正修会員、年史原稿の執筆をお引受けいただきました会員の皆様、皆様のご助力に心から感謝を申し上げます。有難うございました。