卓話


上半期最終例会 会長挨拶

2011年12月21日(水)の例会の卓話です。

会長 弦間 明 

 2011年の最終例会にあたり、ひと言ご挨拶申しあげます。

 7月に前会長の茂木さんからのバトンを受け、本年度の会長を仰せつかり、第92代会長として、ロータリアンの皆さん、水野副会長、太田幹事、両副幹事、理事、委員長の皆さんのご協力を頂き、事務局のお力も拝借し、努めて参っております。皆さまのご協力に心より感謝を申しあげます。

 本年度の上半期は、RI会長カルヤン・バネルジーさんの「こころの中を見つめよう,博愛を広げるために」というテーマならびに、水野ガバナーの「簡素にして充実」という地区ビジョンをもとに、水野ガバナー支援を掲げ、活動テーマ「奉仕の理想と実践で、新たなよろこびと愛を」の実現に、委員会を中心に活発な奉仕活動をしていただきました。上半期の主な活動の様子を振り返りたいと思います。

1.東日本大震災復興支援
 3.11東日本大震災からの復興支援を掲げ、チャレンジ100委員会に種々ご検討いただき、被災地における母子の支援をチャレンジ100プロジェクトとして位置付け100周年に向けての活動として積極的に行っていくこととなりました。

 その第一弾として今年度は、「東京ロータリークラブすくすくプロジェクト」として、特に津波被害が深刻な陸前高田市を対象とし流失した「子育て支援センター」の建設を行うことにいたしました。

 総予算2,100万円の内、ロータリー財団のロータリー東日本震災復興基金より補助金1,100万円が認められましたので、残りの1,000万円を東京RCが拠出いたします。

 この1,000万円の中には、アメリカのアードモアRCから頂戴した義援金2,159,352円が含まれております。

 センターの建物が竣工する時には、会員の皆様もお誘いして、引き渡し式を行いたいと思いますので、ご参加をお願いいたします。

 被災地は広範囲に渡っているため、それぞれの都市の地元のロータリークラブや海外のクラブとも協働して、次年度以降も被災地の母子への支援を継続して行う予定であります。

2.インターシティミーティング
 「東京ロータリークラブすくすくプロジェクト」については、11月9日開催のインターシティミーティングにおいて竹中理事にご発表いただきました。当日は、クラブ例会の後でしたので、帝国ホテルからバスでの移動となりましたが、ご出席50名と例年以上のご参加を得たこともあり、発表者を援護し、東京RCの存在感を高めることができたと思います。地区内のクラブから賛同いただけるとありがたいのであります。

3.社会奉仕援助活動
 社会奉仕委員会では、上半期に4つの社会福祉法人への援助を決めて直接援助金を手渡しに出かけました。

 援助額は10万円から30万円でしたが、東京RC同様に日本中が、東日本大震災復興を優先に支援活動が行われていることから、各社会福祉法人の運営は厳しい状況となっており、大変感謝されました。

 訪問した法人は、自殺予防の電話相談、虐待されたり、帰る家の無い子ども達の家の提供、知的障害者、老人介護施設の運営などであります。

 訪問した社会奉仕委員のご意見では、いずれも継続的な支援を行う必要があると痛感されていました。ロータリーらしい素晴らしい活動であります。

4.会員増強
 今年度は上半期に17名の新会員をお迎えすることが出来ました。会員増強委員会はじめ会員の皆様のご協力に感謝申し上げます。

 今年度は、昨年度加藤理事からのご提案で、委員会の合理化、受け付けてから入会までの日程の短縮化が図られましたので、その成果としても現れたと思います。

 下半期につきましても、このトレンドを引き継ぎたいと考えております。この方なら東京RCに友人としてお迎えできると思いつかれましたら、会員担当理事あるいは事務局にご一報いただきたくお願いいたします。

5.すべての委員会活動を振り返ることは出来ませんが、食事委員会による中華弁当の導入、一流作家からノーベル化学賞受賞者までお招きして幅広く興味深い卓話を提供いただいたプログラム委員会のご尽力、10月、クリスマスと楽しい家族会を運営していただいた親睦活動委員会など、皆様のご奉仕活動を数え上げればかぎりがございません。

 2011年を振り返ってみますと本年は、ニュージーランドの地震、トルコの地震そしてタイの洪水など世界中で自然災害の多い年でありました。日本にも、3.11の歴史的な東日本大震災が発生し、国難ともいえる苦境に立たされました。

 そんな危機的状況において被災者の皆さんは冷静さと規律をもって対処し、また、日本国民もこの危機に一致団結し協力して立ち向い、世界中に日本国民の素晴らしさを強く印象付けました。このような中で、あらためて発見できたこともありました。避難所での生活において、お互いに助け合いながら苦境を乗り切り、まだまだ日本には、コミュニティーが残っていたことを再認識させられたのであります。

 また、多くの若い世代を含むボランティアの皆さんが被災地再興のために汗を流す姿に、奉仕の実践の素晴らしさと日本の未来に一筋の光を見つけたように思ったのであります。

 2011年は日本にとって「国難の年」、大きな転換期となったことは間違いのないことであり、長い歴史においてみても百年単位で日本の未来を「再考」する年となったのではないでしょうか。このような歴史的転換期の中にありますが、引き続きロータリアンの皆さまのご支援とご協力を賜り、よりよい東京ロータリークラブの実現に向けて精一杯活動して参りたいと存じます。

 最後に、迎える新しい年が東京ロータリークラブ並びにロータリアンの皆さまにとりまして「雄飛の年」となりますよう祈念申しあげ、最終例会のご挨拶とさせていただきます。