卓話


会長挨拶
幹事挨拶

2008年6月25日(水)の例会の卓話です。

國分勘兵衛君
吉澤審一君

最終例会 会長挨拶
会長 國分 勘兵衛君

 宮内前会長から会長を引き継いで早くも1年が経過致しました。在籍は長いのですが、ロータリーについては勉強不足で、はなはだ心細いことでありましたが、なんとか大過なく大役を果たすことが出来てホッとしております。

 会員の皆様、役員の皆様、各ご担当の皆様、幹事、事務局の皆様の暖かいご支援とご協力によるものと厚くお礼申し上げます。

 今年のRI会長ウィルフリッド J.ウィルキンソンさんのテーマは「ROTARY SHARES(ロータリーは分かち合いの心)」と云うものでした。浅川地区ガバナーのテーマは「楽しく魅力あるクラブ作り よき友と共に奉仕を!分かち合いの心を持って」と云うものでした。

 我が東京RCのテーマは「友の輪づくりと奉仕の喜び、そしてROTARY SHARES」と致しました。340人を越す大所帯でありますので出来るだけ多くの方が人見知りをせずに誰とでも親しく会話が出来るように努力をすること。そして、奉仕とは基本的には「喜びである」と思いますので、その喜びを皆で分かち合う(一人占めしない)雰囲気を作りたいと思いました。

 東京RCは、今年で88年目を迎える日本で一番長い歴史と伝統を持ち,しかも最大のクラブであります。しかも日本を代表する職業人の集まりでありますので、その能力を必要としている人、欲している人にSHAREすることは意義があると考えました。

 その成果は如何だったでしょうか?これは個々の会員皆様の自己判断によるものと思いますが,少しでも前進があれば良かったと思います。

当期のクラブの運営については、周年行事等特に大きな活動予定はなく、会員の皆様にあまり負担にならないようにクラブの品格を保持しながら、自由な雰囲気の中で例会に出席していただき、必要に応じた自由な奉仕活動をお願いすれば良いと思って居りました。
 
 昨年の7月以降現在に至る1年間は国内外に於いて社会的にも経済的にも政治的にも結構大きな変動がご座居ました。

 様々の偽装事件が表面化して国民の指弾を受けたこと。米国のサブプライムローン問題が表面化し世界経済に大きな影響を与えたこと。原油、食糧資源等の(世界的需給バランスが崩れて)価格が高騰して居り、消費物資の価格の上昇が現実の問題となっていること。為替や株価が大きく変動していること。(ちなみにRIの為替レート\/$は期初122円、現在102円)7月の参議院選挙では与野党の逆転があり、衆参ねじれ現象から政治に空白が生まれていること。又、地球温暖化の影響からか各地で大きな災害が発生して居ります。(中越沖地震、ペルー沖地震、ミャンマー大型サイクロン、中国四川省の地震、岩手・宮城内陸地震etc)直接的あるいは間接的に、直ぐか、すこし時間をおいてか今后クラブ運営にも影響が出て来る問題とは思いますが、この様な大きな変化のあった中で、我クラブでは1年間安定した運営が出来たと思って居ります。

 会員動向についてもご逝去なさった方、ご退会の方も多い(22名)なかで多くの新会員(23名)を得ることが出来、安定した推移となりました。財務状況に於いても健全であり、おお旨予算通りの推移となりました。毎週の例会に於いても、毎回興味ある内容の卓話を用意して頂き、ご満足頂けたのではないでしょうか。週報も遅滞なく発行されました。出席率も70〜75%と安定しており(これで満足出来るかどうかは別にして)昨年を少し上まわったようです。

 今年も多くの方が地区の役員として活動されました。ご苦労様でございました。

 奉仕活動に於いても各ご担当の理事、又各委員会の皆様のご協力により、クラブ協議会で活動報告をいただいた通り、あまり背伸びすることなくそれぞれに成果を着実にあげていただいたと思って居ります。

 詳細については幹事がご報告させて頂けると思いますが、親睦活動委員会担当の家族会、クリスマス会等、例年にない新しい試みがなされました。

 青少年育成に於いても東京ローターアクトクラブに対する支援や財団奨学生、米山奨学生の受入れ、派遣。都内の高等学校に対し講師の派遣やインターンシップの引き受け等ご座居ました。

 米山奨学会、ロータリー財団、世界社会奉仕、社会奉仕、地区地雷活動、災害に対する義援金(新潟中越地震、ペルー地震、ミャンマーサイクロン、中国四川省地震)等々に対する寄付は合計してみるとおおよそ2,000万円にも達していることを報告申し上げ、ご協力にお礼を申し上げます。

 釈迦に説法の様な話しで恐縮ですが、ロータリーは誰かに云われてする奉仕よりは、各々ロータリアンが常に四大奉仕、四つのテストを心がけ奉仕をするという性格が強いのではないかと思います。

 特に東京RCは性格的にその傾向が強いのではないか。皆で何かをしようという目標が明確に出て来たときはともかく、個々の会員が、目に見える奉仕であっても、見えない奉仕であっても、「自分の出来る奉仕」の心を常に持って行動していることが大切であると思います。

 クラブは会員が全てでありますので良い会員の存在がそのクラブの格式、品格や成長を高めます。如何に東京RCにふさわしい方に仲間になっていただくか、メンバーになっていただいくかが大変重要なことであります。会員増強が必要なのです。しかし地区大会でビチャイ・ラタクル元RI会長が話された「会員増強のために、ロータリーの会員としての心と魂と理想を忘れて、なりふり構わずに質から量への会員増強に走ったことへ憂慮する」との発言も一理あると思います。

 今期の後半になり、クラブフォーラムでも取り上げられ、藤居副会長に中心になって会員増強、職業分類、会員選考、ロータリー情報委員会の合同会議で議論いただき、「東京RC新入会員推薦者の留意事項」について一つの方向を出して頂いたことは大変意義のあることでございました。

 新会員を推薦していただくのは会員の皆様ですが、あまり深刻に考えすぎないで,世の移り代りの中で新しい職業の会員を含めて良い会員を選出、推薦していただき、東京RCが活力ある発展が出来ればと考えて居ります。

 来月よりリーダーシップのある黒川会長の時代が始まります。私も一会員として応援させて頂きます。この一年本当に有り難うございました。

幹事挨拶

幹事 吉澤審一君

 國分会長エレクトより幹事のご指名をいただいてから、副幹事の準備期間を入れるとほぼ2年半の間にわたって、東京RCの運営に携わらせていただきました。ロータリークラブの不文律として、「ロータリー、頼まれたら断らない」ということがあります。ロータリー向きの性格をしている私でも、内心大丈夫だろうかと、不安が一杯でした。先ず、休めませんので、健康の維持に気をつかいました。

 この1年間、本当に力不足、経験不足ということで、皆様にもご心配をおかけし、行き届かなかった点が多々在りました事を先ずはお詫びもうしあげる次第です。そして、会長補佐役として、充分に出来たのだろうかと振り返りますと忸怩たる思いであります。

 地区協議会の幹事のセミナーで、東京RCというのは、常にロータリーの中心的存在であり常に注目をあびる存在なのだと思いしらされ、また、幹事はそのクラブの「生き字引」でなければならない等、役割の重大さに気付いて愕然としたのが幹事としての自覚のスタートであったように思います。

 國分会長のご指導のもと、会員の皆様、理事の皆様、委員長の皆様、竹中、堀田両副幹事のご協力、また、事務局の山田さん、関根さん、滝沢さん他スタッフの方々のご協力あってこそ本日までこられたわけで、この席をかりまして厚く御礼申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

 本年度の会長基本方針は、常に和気藹々とした雰囲気の中で、「友の輪づくりと奉仕の喜び、そしてROTARY SHARES」でありました。340名を越える大所帯なのだから、いかに皆でコミュニケーションを円滑にするか、親しく交われるか、これが常に会長の配慮されるところで、この基本方針に極力沿い、クラブ運営を進めて参りました。

 昼間の例会におきましては魅力ある講師の方々から興味深い内容のお話を伺うことが出来ました。そして卓話者の予定が年度開始と同時にほぼ埋っているという、プログラム委員長の手腕に敬意を表したいと思います。そしてこれがまた、出席率の向上にも繋がったものと思います。

 また夜間の例会兼家族会も2回,さらにクリスマス会にも大勢参加していただき、家族のフォローを大切にというロータリー活動の基本精神にも応えることができました。
特に、創立記念例会では会員の参加するダンスパーティーを,そしてクリスマス会はローターアクトと共催方式で家族を中心にした企画を取り入れ、ご家族や子供達と一緒に盛況のうちに終ることができました。これは会長が就任直後に希望されたコンセプトでの企画であり、ひとえに親睦活動担当の理事と委員長のご尽力に負うところが大きかったと思う次第です。

 また、職業奉仕委員会が主催した日本テレビの見学ではバスの増発という盛況さと大歓迎をうけ、大いに盛り上がりました。東京RCのパワーを感じたイベントでした。

 国際奉仕、社会奉仕の理事、委員の方々は例年通り、多くの寄付・寄贈案件を効率的に進めて頂きました。またその活動が年々現場に近い活動へ汗をかく活動へと進展してゆくことを肌に感じた次第です。

 一方におきまして、当該年度が開始して3ヶ月に満たない時に、理事メンバーの要職であります、SAA委員長の長嶋さんが急逝されたことも幹事にとってはショックな出来事でありました。公私共に40年以上を過ごしてきた友人でもあります長嶋さんにSAA委員長を託したのですが、スタートした直後に残念なことになりました。

 しかし、急遽代行役を経験豊富な湯木さんに御願いし、快くお引き受け頂き、急場を乗り切ることができました。湯木さんには、予期せぬご苦労を受けて頂き、ありがとうございました。

 この他、公式、非公式の場で他クラブとの交流を多く持つことができました。他クラブの方々と親しく話すことができ、友の輪づくりが一層拡大できましたことは、楽しいことでもありました。

 今年は当クラブの公式行事としては大きな記念事業などは無い年まわりで、表面的には平穏な年度でありましたが、事務局の総責任者としての幹事のポジションには日々、瑣末なことから難儀なことまで、よくもあるものだと感心するくらい用件が出てまいります。判断を伴わない処理は山田さんをはじめとするスタッフがその大半を処理してくれますが、判断を伴う処理事項、国内外からの飛び込みの非定型的案件など全て報告・連絡・相談が参ります。

 これも東京RCが88年の歴史を誇る日本で最古にして最大のクラブであるからです。
従って、その伝統と格式を汚さぬように対応に努めることは、還暦を迎えた私にとって、もう一度原点に戻って物事を考え、判断するとても良い修練の場でもありました。
 そして、大きな案件が年度の後半で持ち上がりました。4月2日に開催した「第2回クラブフォーラム」におきまして、「新入会員推薦者の心得」というテーマで意見交換を行いましたところ、多くの出席者の方々から積極的、建設的なご提案を多々賜りました。
これを何か具現化したいと考え、会長のご挨拶にもありました、「新入会員推薦の留意事項」と「新入会員推薦・選考の流れ」を策定することになりました。

 担当の藤居副会長のご尽力により、関連4委員会が連携し、合同で活発かつ有意義な論議を繰り返し、実現にこぎつけることができ、後年に残る仕事ができたという充実感を感じることができました。

 しかし、これはまだまだ発展的に改善が加えられてゆくもので、ここで硬直したルールにすることは無いと思います。この作業を通じて東京RCの識見の高さを感じ、やはり日本を代表するロータリークラブといって過言ではない一面をみたような気がいたしました。

 最後に、出来るだけ、次年度への持ち越し案件は無いように処理いたしました。しかし今年度のクラブ運営、事務局運営の不始末があったとすれば、全て私の責とするところであります。お詫びを申しあげます。

 國分会長に付いて1年間を過ごし、会長のきめの細かいまた、自然体で思いやりある対処の仕方を学ばせていただきました事、そして、ロータリーに対するブレの無い姿勢にふれることができました事に本当に感謝申し上げます。

 竹中さんには1年間副幹事として補佐役を務めていただきましたが、次年度からはこのクラブ運営を引き継ぐことになります。

 どうぞ、これからの1年間、一層のご支援とご協力を竹中幹事に御願いいたします。

 来週からは2年ぶりにそちらの席に参ります。どうぞ宜しく御願い申しあげます。
皆様、1年間、どうもありがとうございました。