卓話


上半期最終例会
年末挨拶

2006年12月27日の例会の卓話です。

宮内義彦会長

 時の過ぎるのは本当に早いもので、本日が2006年の最終例会となりました。今年7月に、永島前会長より、ギャベルとともに東京ロータリークラブ会長という重責を引き継ぎ、半年が過ぎようとしております。身に余る大役に不安を抱えながらの今日まででございますが、皆様方のご協力を得まして、任期の折り返し地点を迎えることができました。これもひとえに、國分会長エレクト、大黒副会長、増田幹事をはじめとする役員、理事の皆様のご熱心な活動、会員の皆様のご支援、それを支える事務局の方々のご努力があってこそと存じます。この場をお借りして、改めて皆様に御礼申し上げます。

 さて、本年度はRI方針“LEAD THE WAY(率先しよう)”の実行を目指しながら、また同時に東京ロータリークラブとしては、このクラブならではの独自の特徴を生かして活動していきたいと考えてまいりました。わがクラブには現在341名の方が所属されており、ロータリークラブの中でも大規模なクラブであると言えます。そして、メンバーは職業や年代も多岐に亘り、しかも高いレベルをお持ちになっている方々ばかりです。この素晴らしいメンバーにとって、クラブライフがさらに一層充実したものになるようにとの思いから、「友の輪づくり 奉仕の喜び」を本年度のクラブ指針として掲げさせていただきました。
 
 会合に積極的に参加し、メンバー同士が互いに交流していただくことで、「知人」だった会員同士が「友人」へとその交わりを深めていっていただきたいと思っています。このことが、クラブライフをさらに充実させる大きな第一歩となります。皆様のご協力の下、例会、会合、家族会などを通じて、その大きな一歩が踏みだせたと実感しているところでございます。ご多忙の皆様の中には、時間的な制約によって会合に参加できなかったり、メンバーの多さのためになかなか交流を深めることが難しい場面もあったかも知れません。しかしながら、そういった困難も乗り越えて、まずは両隣の方と交流を深めていっていただければ、交流の輪は確実に広がっていき、それはお互いにとって、そしてロータリークラブにとっても何物にも代えがたい財産になる
ことと思います。

 本年を振り返ってみますと、世界各地で依然として内戦状態の国々があり、日々尊い生命が失われております。国内に目を転ずると、政権交代、景気回復のなか、社会の風潮は必ずしも明るいもののみではありません。子供たちの生命、教育のあり方、人と人との関わり、また社会と経済について考えさせられた年でもありました。私共大人たちが能動的に行動し、社会の連携に努めることを求められていると思われてなりません。まさにロータリークラブの奉仕の精神が求められている昨今であります。私達ロータリアンとしては、RI方針でもあるように一人一人が自覚を持って率先して行動し、さらに「友人」と力を合わせて活動していくことが大切だと思います。そのために、メンバーの皆様には意思疎通、コミュニケーションを積極的に図って頂き、クラブライフを充実させ、さらに外へ向かってより良い社会づくりにご貢献頂きたいと存じます。クラブ活動を通じて奉仕の喜びを感じていただければと願っております。

 来年は亥年ですが、「亥」の字は「閉ざす」という意味を持ち、何事かを生み出そうとして、いろいろなエネルギーをはらんでいるということを示すとのことです。そして「丁亥(ひのとゐ)」の来年は、物事がすべて盛んになる年であると言われています。東京ロータリークラブにおいても、今までの伝統を受け継ぎながら、新しいエネルギーを生み出していくことが出来る一年になればと思っております。最後になりますが、東京ロータリークラブのメンバーおよびご家族の皆様が、ご健康で明るい新年を迎えられますようお祈り致しまして年末のご挨拶とさせていただきます。