卓話


百周年準備状況の報告

2020年7月15日(水)

2019年度東京RC百周年担当理事
コクヨ(株) 特別顧問 黒田康裕君


 まず初めに、既に7月より執行部体制が新しくなっておりますが、これまでの準備は2019年度の執行部が中心となり進めてきたことから百周年前担当理事の私から進捗報告をさせていただきます。

 当クラブの記念すべき創立百周年事業を粛々と進めるさなかに新型コロナウイルス感染症が発生しました。会員の皆様はもとより、全国民そして全世界の人々が甚大な被害をこうむり、更に現在もそのコロナ禍が続いています。その間、当クラブ例会も休会となり、日常生活における外出もままならない状況となりました。

 これに伴い、我々の百周年事業も一時休止せざるを得ない状況ではありましたが必要に応じメール審議などを通して活動を継続してきました。そして緊急事態宣言が段階的に解かれる中の5月13日、主要メンバーが集まり今後の対応について協議しました。そこで感染拡大防止の観点から招待者をお呼びせず会員のみで開催することを決断し、百周年実行委員会に諮り、6月10日の合同理事会承認を経てこの変更を決定いたしました。



 まず、変更前には国内・海外招待者およそ360名を、参加登録委員会が中心となり選出しました。海外招待者は双子クラブであるワシントンD.C.ロータリークラブ、姉妹クラブであるアードモアロータリークラブ、その他、ドイツロータリークラブ本部、韓国・台湾などから合わせて約30名を、国内招待者はRI元理事、ガバナー、2580地区各RC、子クラブ、友好クラブ他、合わせて約330名にご案内の予定でしたが、既にご説明の通り、感染拡大防止の観点から会員のみの参加といたしました。

 また、海外招待者との懇談の場を会期前日となる10月20日に計画しておりましたが中止といたしました。また、プログラム関係では来賓祝辞をビデオレターもしくは代読に変更の予定です。加えて、アードモアロータリークラブからハナミズキ100本を今年の春にいただき、国内各地へ植樹予定でしたが、感染拡大に伴い、アメリカからの出荷ができない状況が発生したとのことで来年2021年春に延期となりました。

 会場レイアウトについては、いわゆるソーシャルディスタンスを保った席配置となり、座席の間隔を空けております。祝賀会の料理メニューやサーブ方法も感染防止の取組みに考慮した内容を帝国ホテルでご調整いただいているところです。

 感染症拡大前に進めていた事業も多くそれらは既に完了したものを含めて変更なく進めていきます。各事業の詳細については後ほどご説明します。

 祝賀会当日に向けてですが、7月1日から再開した例会における感染症対策の取組状況を加味しつつ、十分な感染防止策を計画・準備していきます。ご来場に伴う、手洗い・消毒などのご協力は是非お願いいたしますが、どうぞご安心してご参加ください。

 ただし、今後の国内感染状況や政府方針による各種要請などが新たに発令された場合は、理事会に諮りながら更なる計画変更を余儀なくされる場合があります。この点は何卒ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

 約3か月後に迫りました百周年記念例会兼祝賀会の具体的な内容と、これまでの各委員会活動の主な進捗については、2019年度実行委員長で本年度は実行副委員長の近浪会員からご説明いただきます。

 一部、計画変更はありますが各委員会でご尽力いただいている、あるいはご尽力いただいたメンバーの皆様にはこの場を借りて御礼申し上げるとともに、会期も迫ってまいりましたので引き続きよろしくお願いいたします。


2019年度東京RC百周年実行委員長
日本コンベンションサービス(株)
代表取締役社長 近浪弘武君


 本年度は竹中康一実行委員長のもと、実行副委員長を仰せつかっております、近浪です。実質的な準備は昨年度の実行委員会が中心となり進めてまいりましたので竹中委員長に代わり、私からご報告させていただきます。

 まず初めにこの場に至るまで、百周年実行委員会の関係者の皆様、そして加藤事務局長をはじめ、当クラブ事務局の皆様には大変ご尽力をいただきましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。

 百周年記念例会兼祝賀会は、3か月後の10月21日に本日と同じこちらの会場、帝国ホテル 孔雀の間(東・西)で開催となりますが、当日はコロナ感染症対策への対応を徹底して実施します。既に例会でも実施していますが、例えば参加受付での検温、手指の消毒、ソーシャルディスタンスを保った席レイアウト、飛沫拡散防止のためのアクリル板の設置などです。また、帝国ホテルとしてもマイクのふき取り、共用部の清掃・消毒、場内換気、食事提供方法の工夫、そしてホテルメインエントランスのサーモセンサーによる体温チェックなどの我々に直接見えない場所に至るまで感染症対策を徹底いただいています。どうかご安心してご参加いただきたいと思います。

 16時から受付を開始、17時に開会となります。点鐘の後、ソング、会長・来賓からのご挨拶をいただきます。来賓挨拶についてはホルガー・クナークRI会長からのビデオレターに加え、アードモアロータリークラブ、ワシントンD.C.ロータリークラブからのビデオレターもしくは代読となる見込みです。なお、第2580地区 野生司(のうす)ガバナーにはお越しいただき、祝辞を頂戴する予定です。その後、米山梅吉記念館50周年記念事業への寄付について目録贈呈を行い、記念例会部分は終了の予定です。舞台変更の準備が終わり次第、そのまま17時半からの記念祝賀会に移りますが、冒頭でお祝いの演出を計画しております。

 お祝いの演出については、人間国宝であられる中村吉右衛門さんに歌舞伎の祝舞を特別にご披露いただく予定です。歌舞伎界を代表する方なので詳細のご説明の必要はないかと思います。

 そして音楽は、九代目 常磐津文字太夫でいらっしゃる、常岡会員にご協力いただくこととなっております。歌舞伎界を代表する中村吉右衛門さんと当クラブが誇る常岡会員によるコラボレーションで、百周年のお祝いにふさわしい大変特別な機会ですので是非ご期待ください。なお、メインステージはこのような形で準備する予定です。

 舞台詳細につきましては松竹株式会社の協力を得て今後最終調整いたします。
 祝賀演出の後は、乾杯・開宴となり、お食事と歓談をお楽しみいただき20時頃閉宴の予定です。

 歓談の際には、先程からお伝えしておりますように感染防止の観点から場合によっては一部ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、何卒ご了承いただきますようお願いいたします。細かなレギュレーションにつきましては今後の情勢を見守りながら記念例会祝典委員会の皆様と協議してまいります。

 次に会場のレイアウトですが、こちらを元に検討を進めております。



 冒頭で触れましたが、各業界団体が発行しております感染防止ガイドライン等に則り、席の間隔は2mを確保するレイアウトで、必要とされる間隔を空けております。1卓に着席いただく人数はご夫婦での参加など実態に合わせて見直ししますが、いずれにせよ感染防止の留意事項に対応したレイアウトとなり、現状では約330席の座席数となっております。引き続き例会開催状況とそこでの感染対策の実態と合わせて最終的に決定いたします。

 それではここからは、これまでの各委員会活動の進捗を報告いたします。
 本年度は、濱口道雄会長のもと、百周年担当理事は吉澤審一会員に、実行委員長は竹中康一会員がご担当されています。

 実行委員長のもと、「会計委員会」「百年史編纂室」「記念ソング委員会」「記念例会祝典委員会」「記念品委員会」「記念バナー委員会」「記念花水木委員会」と7つの小委員会が設置されています。委員会ごとにポイントのみ進捗をご報告します。

 まず「会計委員会」は2019〜2020年度会計担当理事の宮田孝一(みやた・こういち)会員に委員長を、林克昌(はやし・かつまさ)会員に副委員長をお願いしております。当日参加費は既に皆様の上半期会費と合わせて25,000円を事務局より徴収させていただいておりますので、ご家族の会費のみ事前に徴収させていただきます。今後、感染症対策に係る備品や機材の準備に応じて追加予算が必要な場合、精査して計上します。

 次の、「百年史編纂室」ですが、黒田康裕会員に委員長をお願いしております。
 120頁程の記念誌の製作を進めており、当クラブの誕生から今日に至るまでの100年の活動の軌跡に加え、百周年記念例会兼祝賀会当日のスピーチや写真等も盛り込んだうえで、2021年6月頃完成の予定です。この新型コロナウイルス感染症拡大の事態も、ロータリー100年の歴史に影響を与えた史実として記載されることとなります。

 「記念ソング委員会」は、渡邉規久雄会員に委員長を、筑紫勝麿会員に副委員長をお願いしております。宮内義彦審査委員長のもと、白山聡一会員令弟の白山智丈氏作曲、六鹿正治会員作詞による「みんなではじめよう」が新ロータリーソングとして決定されております。また、百周年の記念ソングとして、三枝成彰会員作曲、谷川紀彦会員作詞の「東京ロータリー讃歌−未来へ」が完成しております。既に皆さまご覧いただいていることと思いますが、当クラブのホームページに掲載されております。

 当日の合唱については、コロナの状況と例会でのソング合唱状況を見ながら検討いたしますが、音声入りCDの再生に合わせて心の中で歌っていただく形式となる可能性もございますが、皆様の自主練習も併せてよろしくお願いいたします。

 「記念品委員会」は、吉澤審一会員に委員長を、深川一太会員に副委員長をお願いしております。百周年記念のペアカップはご希望の方から既に多数お申込みいただきました。深川会員の特別なご配慮により今回、若干数のみ追加販売をお受けすることにいたしました。数量限定・申込先着順です。既にお伝えしております通り、本図柄は東京ロータリークラブ百周年の特別あつらえとなっており、今後同じ図柄が製作されることは二度とありません。数に限りがありますので前回お申込を逃してしまった方は是非ご利用ください。受付に申込書を用意しておりますので、ご希望の方は事務局にお申出ください。 もう一つの記念品として、黒川光博会員にご協力いただき、虎屋 和三盆糖製干菓子の百周年特注品を製作します。

 こちらは、百周年のお祝いとして、全会員の皆様にお渡しすることといたしました。当日参加された方はお帰りの際に手土産として、ご参加されない方には後日、お手元にご配送いたします。

 紅白の干菓子の表面に当クラブ創立年である「1920」を、そして百周年を迎える年である「2020」の型押しを施しています。

 「記念バナー委員会」は吉澤審一会員に委員長を、林克昌会員に副委員長をお願いしております。谷川紀彦会員の応募作が新バナーとして決定しております。なお、このデザインは先程の虎屋干菓子の外箱にも活用させていただく予定です。まさに会員による百周年祝賀の品ということになります。

 「記念花水木委員会」ですが橋本有史会員に委員長を、多田幸雄会員に副委員長をお願いしております。

 アードモアロータリークラブからハナミズキ100本を寄贈いただくことが決定しており、国内受入れ先の調整、植樹先・本数の段取りを進めておりましたが、残念ながらアメリカ国内の感染症拡大被害が大変大きく、アメリカからハナミズキ出荷ができない状況が生じました。アードモアロータリークラブ側からも丁寧なご連絡を頂戴し、国内受入れを来年2021年の春頃を目途として再調整することとなりました。時期は延期となりますが、国内受入れ先は概ね目途が立っており、中央区・千代田区等の自治体、米山記念館、学校などを受け入れ先として調整しております。

 当日運営に関わる「記念例会祝典委員会」ですが、委員長を吉澤審一会員に、副委員長を浅野一会員、浅川誠一郎会員にお願いし、私も担当いたします。ご覧の皆様にご担当いただき準備を進めてきました。会期まで約3か月となり、今後は具体的な感染防止対策を中心に、委員の役割分担を決定して最終の調整を進めていきます。

 このコロナ禍の中、計画の大幅な変更、ご招待や関係者の方々へのお詫びのご連絡等々とバタバタと準備を進めておりますし、今後この状況がどう変化していくか不確実な中ではございますが、このような時こそ当クラブ会員が一体となって百周年を盛り上げ、百周年記念例会兼祝賀会を安全に、そして盛会に、開催ができればと切に思います。会員の皆様には引き続きのご協力を何卒宜しくお願いいたします。

 以上を持ちまして百周年事業の進捗報告を終了いたします。