卓話


ロータリー財団の概要

2017年11月1日(水)

地区ロータリー財団委員会
委員長 水野正人君


 本日はロータリー財団についてお話をさせて頂きます。
 ロータリーは奉仕団体です。しかし世界に余多ある奉仕団体の中で職業奉仕を謳っているのはロータリーだけです。ポール・ハリスは高潔で職業道徳・倫理観を持って自らの生業に努める事を職業奉仕としました。

 1917年RI会長アーチ・クランフは「世界でよいことをしよう」とロータリー財団を設立し昨年度で丁度100周年を祝いました。財団の最初の奉仕プログラムは奨学制度でした。 さて、奉仕には二つ種類があります。自らの身体と時間を使っての奉仕活動と各種奉仕の資金提供すなわち寄付です。ロータリー財団は会員からの寄付金を世界で最大効果を発揮できるような仕組みになっています。

 国際ロータリーは世界のロータリーをしっかりガバナンスする機構です。人頭分担金として一人当たり約6千円を頂き120万人会員で約70〜80億円、それに国際大会登録料などを加えた約90〜100億で運営されています。それに対してロータリー財団は世界中の会員から平均一人当たり1.6万円のご寄付を頂き120万人で約200億円、ロータリーのポリオ撲滅に共感したビル・ゲイツ氏から毎年約70億円の寄付がありトータル約270億円で多くの奉仕活動をしています。RIが約100億円に対し、財団が約270億円ですから、ロータリーの財団活動がロータリーの奉仕活動を動かしているのがおわかり頂けるかと思います。

 さて、財団の奉仕プログラムは3つです。
 1.まずポリオプラスです。世界からポリオを撲滅する活動をWHOなどに協力して、昨年は発生が二桁に減りました。しかし世界中で特に貧しい国で赤ちゃんにワクチンを提供するには相当の原資が必要でロータリーもその一部分に協力しています。

 2.平和フェローシップです。世界の紛争解決のために世界で毎年100名を選び平和について学んでもらうプログラムで世界の7つの大学で実施しています。その一つが国際基督教大学で来週はこの平和フェローシップについてICUの理事長の北城会員に卓話を頂きます。

 3.補助金プログラムです。私たちが寄付をした年次基金の半分は3年後に地区に戻ってきてクラブの奉仕活動の原資の一部分に充てられます。我が2580地区では約2,000万円を地区補助金とグローバル補助金の二つの奉仕プログラムに使っています。東京ロータリーではこのグローバル補助金を使い東北すくすくプロジェクトを行いました。グローバル補助金では大学院への奨学制度を継続していますが、専攻はロータリーの6つの重点分野に限られています。それらは「平和と紛争予防・解決」、「疾病予防と治療」、「水と衛生」、「母子の健康」、「基本的教育と識字率向上」、「経済と地域社会の発展」です。

 昨年度の上山ガバナーの寄付目標は一人当たり2万3千円(年次基金1.5万円、ポリオプラス3千円、恒久基金3千円、平和フェロー2千円)でしたが、わが東京ロータリークラブは328名で1074万円、会員一人当たり3万2千円と目標を上回り心より感謝致します。

 今年度、吉田雅俊ガバナーの目標は一人当たり230ドル、円貨で2万6千円です。180ドルは年会費に含めさせて頂いていますので、残り50ドル約6千円を色々な形でご協力頂きたく宜しくお願い致します。

 財団は集金マシーンと揶揄されていましたが、「浄財ボックス」いうことで、みなさまのご協力をお願い致します。

 財団の仕組みは簡素化したとは言えまだまだ複雑です。ただ私たちの地区財団委員会にはAIもひきつるほど明晰な津野会員が副委員長として実質的に委員会を動かして頂いておりますので、どのような複雑なご質問も津野会員にお尋ね下さい。

 会員の皆様にはどうぞロータリー財団活動をご理解頂き、何卒ご協力頂きますようお願い致します。